総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『アバウト・タイム~愛しい時間について~』

2015-06-30 | 映画(洋)を熱く語る
『アバウト・タイム~愛しい時間について~』


【ストーリー】
自分に自信がなく恋人のいないティムは21歳の誕生日に、父親から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。
恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリーと恋をする。
しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまい……。

この作品はブルーレイで鑑賞しました。


映画好きの知人から、紹介されたので鑑賞に至りました。
「タイムトラベルもの」が好きなら、「絶対のお勧め!」だよ~って♪

これって『ラブ・アクチュアリー』の監督さんの作品なんだネ~
(そう言えば、別れた嫁さんが好きだったのよネ~。私は未視聴。)
基本、私は恋愛ものの作品は興味がありません。そういうのもあるからなのか?少し期待外れかなぁ~と頭をよぎりましたが...(^_^;)
(それはもちろん、間違いだったと気が付く!んだけどネ~)


↑主人公は大人しめの草食系男子。
21歳の誕生日に、父親から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられるのだが、その能力を彼女をつくることに使おうとするんだよネ~。
(正確に言うと“タイム・リープ”。自分の意志だけが過去・現在と行き来でき、肉体自身はその時代のまんま。)
ハードなSFタイム・トラベルものが好きな私には、少なからず地味で退屈な話の展開だなぁ~と思ったのだが、
ああ~なるほど!
このゆる~い話の展開が気が付けば、実に心地よいものだと気が付きます。
あくまでも主人公の待ち受ける出来事が、日常的にゆるいだけで話は実にテンポ良い。
めばぐるしく進む主人公の人生は、まるで自分の今迄の人生を振り返るような心地良い安堵感を味わえるんだよネ~♪

離婚を経験している私なのだが...別れた嫁さんとの出会った頃を思い出しました。
やっぱり、恋愛→結婚に至る出来事って、自分の人生にとって大きな出来事なんだなぁ~と再認識。

↑主人公が巡り会えた女性は彼の人生で出会った一番美人な女性(相手)ではなく、イイ~意味でフツーの女性。
そんなのも有りで、なかなか共感を味わえる話の展開ではないのかな?(^_^;)
ココからも話はスピーディーに進みます。そしてこの作品は決して恋愛物語ではなく“家族”の物語だと気が付くのです。

↑結婚して子供が生まれ、自分の家族ができる。この作品では親父らとの家族関係ともメインに持って来ているところが暖かいんだよネ~♪


話はSF要素“タイム・トラベル”に戻るのだが...(私が恋愛ドラマを語るっていうのも違和感があるでしょう?(^_^;))
この作品の良さって、“タイム・リープ”を気軽に使うがそれが話のメインではなく、あくまでも何処にでもあるようなフツーな人生の出来事ってトコでしょう?
ほんのチョットだけ人生を良い方向へ向けるだけに能力を使います。
SF要素的に面白いなぁ~と思ったのは子供が生まれ、自分の人生の中で“生命の誕生”の出来事が加わった際に、“タイム・リープ”の制限が加わることだネ~。

↑人生の中で人の...家族の生死はもっとも重大な出来事なんだと改めて考えさせられました。


同じ1日を、同じ人生でも、自分の気持ち次第でそれは素晴らしいものだと実感できる。
実はネ~、偶然にも先日、久しぶりに別れた嫁さんに電話したのよ~
「私のこと、もう忘れただろう~?」って。みたいなトークをしたような気がします。 ←おい!なんか未練がましいぞっ
別れた嫁さんは「忘れようにも忘れんわっ!」と言っとりました...(悪い意味でか?(^_^;))
正直、私的には嫁さんと別れたことは失敗だと思っているのだが、
そこからの人生が良くも悪くも波乱な人生を歩んでおり、私にとっては大事な時間だった(現在進行形)と思います。
(“タイム・リープ”能力があっても、やり直しはしないだろうなぁ~。波乱な人生に巻き込みたくない!)

映画って、その映画を観ることにより今迄の人生を振り返ったり、自分の生き方を見つめ直したりする。
こう言うところが映画の良さ・魅力なんだよネ~♪
派手なSFタイム・トラベルものを期待すると裏切られますが、それでもそれを上回る良さがこの作品にはあります。
素晴らしい映画を観ました。いや~映画って辞めれませんなぁ~。うまうま♪
コメント
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