総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 3D映像評価

2018-09-19 | 3DBDソフト評価
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 3D映像評価




視差は強め・奥行きは深し、映像はクリアで鮮明、色調は前2作と比べるとナチュラルで大人しめ、
暗いシーンが半分を占めているので、色彩的にどちらかと言うと地味な印象が強い。
しかしながら、全編がVFXアクションの見せ場となっており、派手な3D映像の見せ場のオンパレード。
暗いシーンも最低限の視差の強さは保たれており、全編何らかの3D映像効果が施されている。
これでいて、人間ドラマも深いつくりになっているのだから、素晴らしいとしか言いようがない作品である。
画面は終始、シネスコサイズ...
場面に応じてビスタサイズの変わることはあらず、最近のマーベルの3D作品と比べて迫力不足なのは否めない。
画面のサイズが何時ものマーベル作品の如く変動仕様ならば、最高の3D作品となっていただろうに残念でなりません。

上で述べたように、この作品は全編が全編がVFXアクションの見せ場となっているのですが...

↑ やはり、3D映像は明るくなければその真価は発揮できません。
サノスの “インフィニティ・ガントレット(使用時)” のバトルは別次元!
日中のバトルは大きく別けて3か所、その内の 【タイタンの惑星でのサノス戦】 は今迄のMCUの集大成でもある最大の見せ場。
サノスの基本能力の強さも然ることながら、ガントレットを握ることにより発動するインフィニティ・ストーンの凄さは想像を絶し、
今迄経験してきたMCUのバトルとは別次元の3D映像が体験できます。

↑ サノスのインフィニティ・ガントレットによる隕石落とし(正確には月)は、まさに圧巻!
(トニーいわく...「今度月を落としたら許さないぞっ!」)
グリグリ~と風景が動く移動感も演出されており、色彩的にも色鮮やかで派手、3D映画史に残る素晴らしい見せ場になっているのです。

【ワカンダの最終決戦】 も素晴らしい3D映像の見せ場になっているので、そちらも必見!

55インチの視聴環境でも十分に視差の強さを得ることができます、奥行きの深さも十分・映像の美しさは視聴環境の中で一番です。
100インチのスクリーンでも、高画質で精細の映像を映し出すことが可能。
しかしながらPSVRの視聴の場合、作品自体の大人しめの色調が多い為、本来ならば暗いシーンでの3D映像に強いのが売りのPSVRなのですが、
【タイタンの惑星でのサノス戦】 【ワカンダの最終決戦】 以外では、何時もの視聴よりも精細さに若干劣る印象が...?


↑  (今回もMCUの3D映像作品の順位の位置付けを図に表してみました。)
3D映像のクオリティ自体はS級なのだが、画面が終始シネスコサイズなのが最近のマーベル3D作品に一歩譲る形となりました。
これまで私自身、あんまり画面のサイズは気にしていなかったのですが、比べてみればその迫力不足は一目瞭然。

↑ (画像は 『トランスフォーマー/最後の騎士王』。 この上下の映像の広がりで印象が大きく違ってくるのです。)
シネスコサイズの3D映像を楽しむには最低120インチ級のスクリーンの大きさは必要ではないでしょうか。
良質な3D映画には、視差の強さ・映像の美しさ・派手な演出...そして画面のサイズが重要となるのでしょう。
それでいても、今回の アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 の映像のクオリティの高さは保証済み!
ここ最近の3D映画の中でも、ダントツのクオリティ!マーベル作品の3D映像のハイクオリティ神話は崩れることあらず。
コメント (8)
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