『ランペイジ 巨獣大乱闘』 3D映像評価
『カリフォルニア・ダウン』 の監督と製作スタッフ...
そして、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが出演していると聞くと、嫌でも3D映像に期待がかかる!
果たして、『ランペイジ』 は、真夏の3Dソフト発売ラッシュのダークホースとなるのか?
『カリフォルニア・ダウン』 級の3D映像、再来!
画面はシネスコサイズ。 映像は透明感があるとまでは言わないが、鮮明で精細・色の発色も良くかなりの高画質な部類。
3D映像のタイプは完全に奥行重視。
(実際には幾つか飛び出してくる演出もあるののだが、殆ど...いや、全く気が付かないレベル。)
視差は全体的に強めですが、巨獣の巨大感を出すために、
ロングショットからの巨獣の姿は視差が弱めに取られており、画面に近づくと視差が強くなる。
この辺りの演出により、一見視差が弱めに感じられたりもするのだが、3D映像マニアの私から言うとこの演出が絶妙!
巨獣が街を破壊する映像は凄まじく、高層ビル破壊は『カリフォルニア・ダウン』 を想起させるのは私だけだろうか?
画面のサイズが大きければ大きいほど実に素晴らしく、本来持っている3D映像の基本値以上の大迫力の3D効果を発揮する。
前半からもそれなりに見せ場は用意されているのですが、最大の見せ場はもちろん...
巨大化し“怪獣化”した巨獣たちが、シカゴの街で大乱闘!
あくまでも奥行重視の3D映像なので、画面から破壊された瓦礫などが飛び出して来るのを期待していると物足りなさも感じなくもないが、
奥行きある空間内で大暴れする巨獣は凄まじく、人目線から見上げる巨獣の姿はまさに圧巻!
まるで自分が本当にその危険地帯に存在するかのような疑似体感が味わえるのです。
この怒涛の見せ場が本編時間の 1:04~1:39 、途中人間ドラマが何度か入りはするが実に30分以上大迫力の3D映像の見せ場が続く。
↑ 一度3Dで観ると、もう2Dには戻れない...!
↑ (疑似体感の数値は、グリグリ~の移動感ではなく、自分がその場に居るかのような疑似体感です。)
全ての視聴環境でも、十分にその3D映像を楽しめることができますが、
大画面で観る、この 『ランペイジ』 の3D映像の迫力は凄まじい。大きなスクリーンでも十分すぎる高画質な映像。
できるだけ大きなスクリーンで視聴することをお勧めします。
何を基準にしているのか自分でも分かりませんが、類似する作品を比べてみました...
やっぱりネ~、大都市部の街中で、高層ビルがぶっ壊れ人々が逃げ惑うというシチュエーションがコーフンするのですよ~。
その想像を絶するVFX映像が3D映像になると、本来の3D基本値以上の効果を発揮する。
都市部の大災害映画と3D映像は相性が良い!
私としては良い意味でフツーの3D映像と予想していたのですが、思いのほか楽しめる3D映像に満足致しました。
3D映像は辞められまへんなぁ~(^_^)