早くから、国内Amaマケプレで海外盤が出展されておりましたが、国内盤が欲しくて発売を心待ちにしておりました。
国内盤は、中身以外のアウターケースの絵柄・ブックレットなど、『遊星からの物体X ユニバーサル思い出の復刻版 ブルーレイ』と同じ仕様。
そもそも、『遊星からの物体X』は、DVDの時代から『思い出の復刻版』が発売されるまで、長い間吹き替えは収録されおらず、
「2017年11月8日に発売された『ユニバーサル思い出の復刻版』のフジテレビ放送吹き替え短縮版」の発売後
→ 「2018年11月29日にNetflixで、放送時にカットされた部分を追加録音したものが配信」
→ 「2021年11月10日発売の『遊星からの物体X(日本語吹替完全版) 4K Ultra HD』のみにNetflix配信版から欠落箇所を再度補完。」
...の工程を経て、今回やっと「日本語吹き替え完全版」が発売となりました。
いや~最近、このように「吹き替え」収録に拘った映像ソフトが普通に発売されるようになって、私のような吹き替えファンにとっては嬉しい限り。
(ちなみに、Blu-ray盤は『ユニバーサル思い出の復刻版』のフジテレビ放送吹き替え短縮版』と同商品です。『完全版』ではありません。)
『遊星からの物体X』については、過去記事にて散々述べていますので、今回は割合...
4K画質は...
今回も、あくまでも雑談レベルでの感想で喋らせて頂きたい。
(【補足】画像は、プロジェクターの4K映像を100インチスクリーンに投射したイメージを目的にしたものです。)
元もと、Blu-ray盤の画質があまり良くなかった本作品。
冒頭でも言いましたが、
古い作品なので4Kで発売する意味あるのか?と思っていた私なのですが、その期待は良い意味で裏切られることになるのです。
↑ 画像では綺麗に見えますが、それなりにフィルムの粒子(グレイン)が見受けられる映像です。
ぶっちゃけ~最新の映画と比べれば、そりゃ~少なからず劣る画質ではあるのですが、
今迄の「物体X」の映像を知る者にとっては、見違えるほど綺麗になっていて驚かされる。
↑ 特筆するのが、物体Xへの「変態」のシーン全てに関して4Kの恩恵が施されており、その効果はBlu-ray盤の画質とは雲泥の差。
粒子感はあるものの、暗闇は沈み込み、ヌメヌメと体液が滴る生々しさは良い意味でとても気持ち悪く、そのおぞましさが際立っている。
色彩のコントラストも高く、触手にグルグルと巻きつかれた犬の体にも、Blu-ray盤では目立たなかった緑色の体液が見受けられる。
明らかに4Kによる色域の広さを感じさせる仕様となっております。
↑ 他のシーンも全部とは言いませんが、割と高画質な映像が見られます。
やっぱりネ~、映像が綺麗になるとストレスもなく没入感が違ってくるんですよネ~。
(ちなみに画像は、画質の良さげなシーンを選択してスマホで撮影しております。全体的に画質はもう少し悪いです。)
↑ ノリスの体から飛び出した「ノリス モンスター」。その異形の姿にウットリ~♪
この時代、当然ながらCGは使われておらず、SFX(特撮)による特殊効果なのですが、
2011年に製作された『遊星からの物体X ファーストコンタク』に登場するCG交じりの「物体X」にも全く引けを取らない存在感に改めて驚かされる。
当時、映画評論家から「ゲテモノ映画」的な扱いを受けたのだが、そのエイリアンの造形は現在でも通用するクオリティーなのだと改めて思いました。
↑ ちなみにココだけの話...私はプロジェクターによる100インチのスクリーンでこの作品を観たことがありません。 ←おい!
だって、55インチのモニターで視聴しても画質が悪いんだも~ん(^_^;)
今回、改めてパッケージに付属しているBlu-ray盤を100インチのスクリーンで視聴して観ました。
...あいや~!メッチャ画質悪う~(汗)
全体的に映像が赤み掛かっており、暗闇は完全に潰れております。雪原のシーンも青みがかり、100インチではとても見れたモノではありません。
もう、4K映像とではまさに雲泥の差!別次元と言っても過言ではありません。
(私は今迄、55インチのモニターでのBlu-ray画質と比べてたんだネ~...こりゃ~失礼致しました~(^_^;))
↑「スパイダーヘッド」のシーンも4K画質になり、作り物感が目立つこともなく、気持ち悪さが倍増!
ノリスの胴体から千切れるシーンも特撮 & 画質的にもクオリティーが高く、
いや~この時代に、どんだけ凄いモノをつくりだしたんだよ~と、特殊メイク担当のロブ・ボッティンの力量に関服致しました。
ああ~「スパイダーヘッド」...私も1匹、こんなのを家に飼ってみたい~♪(笑)
今回、久しぶりに最初から最後まで通して『遊星からの物体X』を見てしまいました。
あれ?今更ながら、この作品って こんなに面白かったけ~?
やっぱりネ~、画質が綺麗になったのと & 吹き替えが完ぺきというのがあるんでしょうネ~。
いや~皆さん、申し訳ない!
この年末の忙しい中、コメントの対応もせず、徹夜明けで4時間しか寝ずに...更に徹夜してこの記事を書いてしまいました~(汗)
これをやると、体壊しちゃうんだよネ~。
(3~4年ほど前までは、休日の度にそれやっても平気だったのに、歳は取りたくない...)
しかしながら、書きたい記事がテンコ盛りで、やらずには居られない...映像収取家の性なのか~?
今回、思ったのが...
この手のBlu-ray盤の画質が悪い古い作品も、4K映像になるとメチャメチャ綺麗になるんですよネ~。
そう考えると?
私の大好きな『ゾンビ』や色んな作品も、4Kソフトに買い直さなければならないのか~?
これから先、8Kが出たときにも、またこれを繰り返すのでしょうか~?(汗)
既に『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』の4Kソフトを入手し、明後日ぐらいには『スター・ウォーズ』の4Kソフトも到着する予定です。
私はお酒も飲まず、煙草も吸わず、パチンコやギャンブルなどは一切しません。
真面目に生きてきたつもりですが...この「映像収取」の趣味って、負けず劣らずお金を消費する趣味なんですよネ~。
ああ~じっと手を見る...ってな感じですかネ~(^_^;)