おせち料理が危ない。ちょっと前にそんな記事を何処かで読んだ。理由は毎度お馴染みの「化学調味料と保存添加物てんこ盛り」である。塩と砂糖をふんだんに使って腐り難くしていた時代のおせちの方が遥かに危ないんじゃないかなと思うし、実際に死者が毎年出ているお餅の方が更に危ないと思うのだが、添加物は許さんクラスタの方々にとっては恐らくそう云う問題では無いのだろう。ただ本来保存食であるおせちまで目の敵にするのは少々勇み足の感が有る。普通にスーパーやコンビニのジャンクフードを槍玉に挙げておけば宜しい。由緒正しき食文化の継承はお任せするので、食中毒のリスクが低い安価な加工食品を選好する自由は奪わないでもらえると助かる。添加物によって私の寿命がどの程度縮まるのかは分からないが、インスタントラーメンを大量に食しているので既に手遅れの可能性が高いし、何よりこの齢になると塩分過剰の方が直ちに健康に影響が出るのである。