旧Twitterへの風当たりは強まるばかりである。災害に乗じてインプレッション稼ぎをする奴が悪いのは言うまでもないが、そう云う外道の金儲けが出来る道具に作り替えてしまったオーナーへの批判が挙がるのも理屈としては分かる。ただこれは「情報のライフラインを一私企業の善意に依存するとどうなるか」と云う危機管理の問題でもある。しかし災害連絡用SNSを公共事業で立ち上げても使ってもらえるとは思えないし、そもそも平時には「おちんちんびろ～ん」とか呟く事に使いたいのである。旧Twitterにはこれまで通り「清く正しく美しいドブ川」として存続してもらうとして、そこに共存する形で救援要請等を吸い上げられないかと思う。とは言えデマやインプ稼ぎ等のノイズの除去は難しいし、全てのSNSのトラフィックをチェックすると云うのも現実としては無理である。結局は2ちゃんねるの「災害板」の肥溜め状態にまで先祖返りするしか無さそうなのが、何とも残念なのである。