早く周知されるといいね。埼玉県が収入印紙で徴収していた手数料をキャッシュレス化したのだが、早速現場で一揉めしたそうである。何か事情でも有るのかも知れないが、JCBが使えないのは明らかに失態だろう。現金以外の支払い方法が無い人はコンビニで納付し、領収書を持って行くと云う二度手間を強いていた様だが、行政DXとしてはいささか野暮ったい。とは言え役所の中でnanacoを販売するのもなんか違う感が有るので、塩梅の良い落し所が無いものかと思う。キャッシュレスには賛成だし現金の扱いに伴う負担が減るのも省力化に繋がると思うのだが、現金しか使いたくない人の存在を認め、その救済策を検討するのも行政の仕事である。希望する県民には「役所でしか使えないプリペイドカード」を無料で発行すると云う本末転倒の極みも過渡期と考えればアリだろう。そのぐらいインパクトの有る施策（嫌がらせとも言う）でもやらない限り、周知は進まないと思うのである。