どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4037

2024-01-26 18:09:04 | 時間の無駄
自制的判断に敬意を表したい。能登半島地震の避難者の所在を把握する為に、デジタル庁はSuicaの配布を決定したそうである。基本4情報プラス連絡先だけではきめ細やかな物資の分配には少々心許ないが、それでも「何処に誰が居るか」が分かるのは段違いである。電気と通信が復旧した範囲に限られるとしても、紙ベースよりは遥かにマシだろう。何より「マイナカードを諦めた」のは賢明である。断腸の思いだろうが「緊急時にそんなもん持ち出せるかボケ」と云う現状を鑑みれば、新規に交付する方が理に適うと云うものである。「十分な数のカードリーダを用意出来なかった」のは不幸中の幸いと割り切ってもらいたい。ただSuicaの情報量では不十分である事も事実である。やっぱり体にチップ埋め込まなきゃダメだよなあと思うのだが、詳細な個人情報は結局何処かのサーバに置くしかない。国民の信頼を獲得する為にも、デジタル庁には更なる自制的判断が求められるのである。