命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

墓終い・仏壇終いのその後・・・

2025年02月25日 22時17分45秒 | ひと口法話

近年、物価高や社会情勢により

ご供養をする事が難しく、

数十万円でできる永代供養に

全てお任せし仏壇じまい

墓じまいをする方が多く

いらっしゃると聞きます。

 

ですか、墓じまいや仏壇じまいをされて

喜んでいるご先祖様は、一人もおりません。

今まで住んでいた家(墓)を取り壊されて

怒らない人は、居ないはずです。

 

そしてなりより、ご先祖様にとって

一番許せないことは

子供や孫が、墓や仏壇のお守りする事が

大変だからという理由で

跡継ぎでも無い嫁が

墓じまいや仏壇じまいをするということ。

 

ご先祖様からみれば、

跡継ぎでもないもの(嫁)が

なんの権利があって代々続いた家の墓を

処分してしまうのか。

 

墓じまい・仏壇じまいのあとには

様々なことが起り

ゴタゴタするようです。

問題の絶え居ない家となってしまうのです。

 

一番怖い問題は、

その家にとって一番大事な人から

影響を受けるからです。

子供や孫も関係なく

一番大事な者が

同様に影響をうけるのです。

 

一番大事な人とは、 

長男 子供 その家の跡継ぎとなる人です。

 

最近、ご相談に来られる人の多くは、

婚家の墓が分からないとか。

お参りした事が無い

お参りさせて貰えない。

 

結婚した主人もお姑さんも

お墓を知らないなど、

昔では考えられないことが

当たり前の世の中になってしまっています。

恐ろしいことですが、これが現状なのです。

 

この様な家には、ご先祖様が頼みの綱と

しっかり信心されている家から

お嫁さんを迎えるケースが多いようです。

 

ご先祖様にとって、このお嫁さんは

救いの神となるでしょう。

 

合掌


雪が積もりました

2025年02月24日 17時56分38秒 | ひと口法話

昨日から天気が不安定で

今日も朝起きてみると辺り一面雪景色

お寺辺りでこの雪なので

紀見トンネル付近はもっとすごいです。

 

本日も祥月命日のご供養がございますが

こちらでしっかりとご供養させていただきます。

 

少し前のブログでも書いたのですが

日本では安寧を祈念する祝詞やお経を

我々のご先祖様が唱えて下さったお陰で

この日本を守られてきました。
 
 
お一人おひとりが意識を変え行動すれば

ご自身の未来も日本の未来も

明るいものになるのではないでしょうか。

 

合掌


財の使い方は

2025年02月23日 21時19分43秒 | ひと口法話

財は天からの贈り物です。

 

その理念を認識して

お金を大切に扱うという気持ちが

あるのかないのか?

心がけひとつで

集まり方が大きく変ってきます。

 

合掌

 

 


皆様は第三の居場所はありますか?

2025年02月22日 15時07分47秒 | ご供養

本日は四家先祖供養のお参り日でした。

 

雪の影響を心配しておりましたが、

今日は朝から底冷えはするものの

良いお天気でした。

 

前日に、「雪の影響があるかもしれません」

とお伝えしましたが皆様

「早めに出て気をつけてお参りします」

とお返事くださいました。

 

こんなにも「絶対にお参りに行く」と

思ってもらえているご先祖様は、

とても喜んでおられることと思います。

いつも山主と寺務方で読経しておりますが、

信者様とご一緒に読経すると

いつにも増してとても心地いい空気に包まれます。

 

ご先祖様も子孫と共に読経することが嬉しく、

その温かい波動がこちらにも届くからでしょうか。

 

本日も皆様で直会をいただき、

昔は・・・というお話になりました。

 

昔は地域で他の家の土葬を手伝ったり、

神社やお寺のお手伝いをしたり、

助け合って弔いも行っていたそうです。

 

現代、核家族化が進んで、ご近所との付き合いも減り、

家族葬が流行り親戚の繋がりも薄れ、

人と人との繋がりが薄れてきています。

 

いつもの場所に行くと安心できる人がいて、

何気ない会話をしたり、

時には仕事や家族の相談事をしたり、

時には家族の愚痴を言ったりして(笑)

気持ちを明るくして前向きに家に帰る。

その様子をご本尊様やご先祖様が見守っておられる。

 

家族でもなく職場でもなく友人でもなく、

この第三の居場所がどれほど大切なのか、

人と人との分断を実感する度に思います。

 

昔は、お寺や神社がその役割を担っていたのですが・・・

供養離れが進んでいるので難しいですね。

 

そして当山に来られる信者様の皆様は、

不思議と同じ氏神様に繋がります。

どこかの過去生でご縁があった方々なのです。

ご先祖様から見ると、皆親戚なのかもしれませんね。

 

当山は信者様の安心できる居場所を、

これからも守っていきたいと思います。

 

合掌


お不動様が持っている縄の先?

2025年02月21日 17時23分03秒 | ご供養

当山の四家先祖供養は、

365日毎日ご供養し読経しております。

 

その時に、施主様のご家庭の

「心身健全」「家内安全」「家門繁栄」も

毎日ご本尊様に祈念しております。

 

祈念しているだけ?

 

いえいえ、それだけじゃないんです。

 

山主がご本尊様に祈念することで、

ご本尊様が左手に持っておられる

羂索(けんさく 五色の縄)で

信者様の皆様の体が結ばれているのです。

 

危ない所に行きそうになった時は、

意味のない不運に遭わないように

後ろから羂索を引っ張ったり、

良い方向に人生が進むように

前から羂索を引っ張ったり

してくださっているそうです。

 

時には自身の業をはかす為に辛い事が起きた時も、

ご本尊様はこの羂索で離れないように

ご守護してくださっています。

 

信者様も祈念していただければ、

羂索でご本尊様とより強く結ばれます。

 

ご本尊様のお言葉です。

『我、摂取して捨てず』

私たちもこの羂索を離さず、

どんな時もしっかり握っていないといけませんね。

 

 

合掌