世間では、人生の最期に向けて
身辺整理・お仏壇終い・墓終いなど
終活をする人が多いとよく耳にします。
「子どもに迷惑を掛けたくないから」
「後継ぎがいないから」
果たして本当にそれが子どもの為に
なるのでしょうか?
昨年、墓終いをすると言われたご先祖様の嘆きです。
「先祖を祀っていれば必ず子孫が栄える。
これは当たり前のこと。
これまで日本が発展してきたのは、
我々先祖が先祖祀りをしっかりしてきたからである。
墓じまいをしたら、先祖は霊界で捨てられる。
先祖を捨てたら、己は世間から捨てられる。
己の仕事も上手くいかなくて当たり前じゃ。
己は自業自得である。
でも、子どもは家が絶えんように
家を守る為に生まれてきているのに、
その子どもを蔑ろにするのか。
女の子しかいないからと言って、
何百年と続いてきた先祖を
己の勝手で捨てられたら困る。
子どもがどうなってもいいのか。
子どもが世間から捨てられてもいいのか。
子どもが絶えてもいいのか。
本当に子どもの為を思うなら、
己のことばかり考えずにしっかり先祖祀りをせよ。」
本当の終活とは、先祖供養の大切さを
伝承していくことではないのでしょうか。
合掌