ある信者様が仰いました。
何度も葬儀に参列されているそうですが、
「しっかりしたお家柄の方ほど、しっかり葬儀をされているので、
先生が葬儀・供養が大切という教えの意味がよくわかります」と。
何度も瀕死になっては生き返りを繰り返している山主の教えは、
『先祖供養とは、自分の為の供養である』です。
今のあなたは、
前世で死んだ時に
葬式で僧侶に引導を授けてもらうことで、
また人間の世界に生まれられるように
霊界に送ってもらいました。
そして霊界で何百年と修行をして、
また人間の世界に生まれてきたのです。
つまり今のあなた自身が、
先祖の生まれ変わりです。
そして今のあなたの魂は
霊界で修行を半分は終えていますが、
残り半分はこちらの世界で自分の魂を拝む為に
先祖供養をするのです。
だから先祖供養とは、自分の為の供養でもあります。
あなたや子ども、ご先祖様の未来を決めるのは、
生きている私たち子孫の供養です。
だから親は自分の魂を大切に供養し、
神道においての大先祖の御霊祀りと
仏教においての先祖祀りの意味を
子どもや孫にしっかり伝えていないと、
子孫が横道にそれることになります。
ゆくゆくは自分の首を絞めることにもなりかねません。
生きている間に背中で見せておく
ことが大切です。
合掌