母親が子供にお乳を与えている。
なにか子供からお返しをしてもらおうとは思っていない。
これが、布施である。
人が施してくれた恩恵は、忘れてはならない。
しかし、自分が他人に施した恩恵は忘れなくてはならない。
ある農家で千年続く家があります。
ここの当主が言われるのは、
家が長く栄えているのは、親戚はもちろんのこと、
村や多少の知り合いに病気や不幸があれば見舞いにいくのだそうです。
「 困った時はお互い様 」の精神で
人の悲しみを我が身を分かち合うちうことを、家訓としているからだそうです。
最近では、災害が起こるとボランティアで活動している人が多く見受けられます。
有難いことですね。
南無大師遍照金剛