先月の命光秘流不動護摩供に
岡山からご来寺。四家先祖供養を始めたいとのことでしたら、
月次祭ですので、詳しいお話もできないまま、お帰りに。
本日、改めてお参りされ、本日より四家先祖供養を始められました。
本日のご供養で
父母感恩和讃をあげだしますと、親子(母親・娘)さんで、
涙を流し、娘さんは、声を出して大泣き状態です。
「父母感恩和讃」をお誦えしますと、涙を流す方は、結構おられますが、
今日の方は、ものすごく泣かれており、びっくりしました。
ご供養後、食事をしながらお話をお聞きいたしました。
娘さんは、霊媒体質で、霊の声が聞こえるということでした。
じつは、〇〇不動尊に行くようにとのお声で聞こえ、違うお寺に行くように旅行会社に予約していたところ、
身体の半分がしびれた状態になり、ここ(の寺)は、違うとキャンセルしたそうです。
そして高野山にお参りに行き、お大師様の導いてくださるようにお願いされたところ、
「当山のブログを見つけました。」とのことでした。
お話を聞いているうちに、
我が師匠である高野山 宝亀院 の前官(法印) 故 大僧正宮武 峯雄大和尚位に相談されていたとのこと。
そして、私と同じ兄弟弟子の出身の岡山から来られているということ。
お導きというしかございません。
話しは、戻りますが、
涙が出て仕方なかったという娘さんは、その時に、
「こっちゃ、こっちゃ、というておるので、あちこち行ってようやくここに来れた。
もうどこにも行かずにここで居れよ。これで肩の荷がおりたわ」という声が聞こえ、
それで、涙が止まったのだそうです。
「お父さんもお母さんの笑顔で出て来られました」と、
喜んでお帰りになられました。
四家先祖供養は、四軒の家のご供養です。
施主様は違うのですが、同じ苗字の方が多くなってきました。
あきらかに遠い親戚だと思われます。
また最近では、
四家先祖供養の説明なしで、お申込みが多くなりました。
ご先祖様が供養を求めておられるのです。
南無大師遍照金剛