今日、蓮が一輪咲きました。
近年の気温に伴い、年々咲く時期が早くなり、
早い時は6月から開花が始まります。
「花の下のカマキリ」
しかし、今年は、お盆の13日に開花するという有難いことが起こりました。
本日は、朝から水掛不動尊の前で火護摩を焚き、ご先祖様をお迎えいたしました。
護摩の火からロウソクに火をつけて
玄関からご先祖様に入っていただきます
ロウソクに火と共に
ご先祖様が霊界から我が家へお戻りになられました。
11時より、盂蘭盆会霊界施餓鬼一粒萬福法要ご行われました。
今日の施主様がされた利供養(お供え)の品は、
供養される故人様がそのお品を霊界の十万霊の餓鬼に施しができる量がございます。
山主が修法中に霊視しますと、
今日供養を受けられた霊の周りにはその施しを受けようと餓鬼霊が群がり
その一角が光輝いているそうでございます。
餓鬼はその施しを受け満腹になり、我々人間の世界とは違って餓鬼霊は満腹になると、
今度は施しをする側にまわり、餓鬼の境涯から抜け出すことになります。
餓鬼の境涯から救い出してくれた故人様へのお礼として
「故人様の陰徳積み」の積善となります。
そして、この「陰徳」はその故人様が使われるのではなく、
供養をしてくれた子孫である施主様へと返ってくることになります。
なぜこの盂蘭盆会における霊界施餓鬼一粒萬福法要が良いかと申しますと
お盆というのに、
日頃から供養をしてもらっていない霊、
墓じまいや仏壇じまいをされてどこへも帰れない、
帰っても居場所がなかったり、
お食事さえもさせてもらえない霊がどんどん増えています。
家なき子の如く、帰るところがありません。
そのような霊に対して故人様が施しをされるのは
慈悲の行いです。そのために功徳がとても大きくなります。
慈悲の行いとは観音菩薩の行いです。
山主が見た光輝く中心はまさしく菩薩の存在そのものという事だそうです。
南無大師遍照金剛