命光不動尊のブログ

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人間の尊厳はどこにいった?  

2024年10月07日 17時49分44秒 | ご供養

テレビを見ていたら、介護施設を自ら立ち上げ、

死後まで看取ったという方が話をしておられました。

 

これはこれで、素晴らしい方だと思いながら、

「はて?」という思いがよぎりました。

 

「この人を看取るまで頑張ります。」と、いう方は多いですが、

看取ったら終わり?ですか?と。

 

いいえ、これからが一番大事なのですが、

「あー私の役目は終わった」と安心してませんか?

 

亡くなられた方は、「死後の世界に旅立たれました。」と、言われているとおり、

四十九日間の間、霊界に行きための準備をしなければならないのです。

 

葬儀は、霊界に旅立つ大事な儀式です。

我々が、入学式や卒業式をする儀式を同じです。

 

人間を卒業して霊魂をして生きるための大事な儀式なのです。

 

その大事な儀式を省略して

病院から火葬場にまっしぐらでは、困ります。

 

最近、流行りの直葬(ちょくそう)は、

お不動様は、直葬ではない。あれは、「じか焼き」じゃ。

 

魚や肉を直火で焼いているのと同じじゃ。

ただ、焼いて骨にしただけじゃ。

人間としての尊厳などどこにいったんじゃ。

 

弔いではない。葬るという大事な意味を忘れておる。

 

旅立つということは、あの世に行くということ。

あの世ので霊としての生き方(修行)が大事なのです。

 

通常霊はあの世に行かなければならないのですが、

あの世に行けないのです。

 

なぜかと言うと、僧侶にチャンとした引導を渡してもらっていないからです。

 

合掌


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