今日はお彼岸の中日、春分の日です。
本日も大勢のご先祖様がご供養を受けられに来られ、
「本堂は、ご先祖様で一杯である」と、山主が申されました。
休日のためか、お若い方がお参りされました。
皆さんお若い方ばかりですが、
ご先祖様に日ごろの感謝を込めてご供養されています。
中日は1年のうちで昼の時間と夜の時間が同じ日の長さとなります。
太陽が真東から昇り、真西に沈み、西と東が一直線になるので
あの世とこの世が繋がりやすくなると考えられています。
西は、阿弥陀様の居られるお浄土です。
山主をはじめ皆で日の入りが一望できる小高い場所がございますので、
当山では春と秋の彼岸の中日には、ちょうど日が沈むころに
一列に並んで手を合わせ沈みゆく太陽に向かって拝礼をいたします。
上記は、昨年の秋の彼岸会の写真です。
ちょうど中央に極楽浄土の阿弥陀様がいらっしゃるお社の屋根が見えます。
このようにそれは見事な景色が望めるのですが、
今日はあいにく曇り空。
山主共々楽しみにしていた日の入りを
拝むことが出来ませんでした。
残念。
お彼岸のご供養は、24日まで毎日続きます。
ご依頼を受けている施主様とご先祖様のために
山主はじめ弟子一同、心を込めてご供養させていただきます。
合掌