人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

脱臼しやすい人工股関節?

2005-12-27 | 人工股関節
 今日は、隣接する日帰り温泉施設に出かける。プールは足痛のため自粛した。世は年の瀬、諸々あわただしいなか、ここだけはのんきな空間である。温泉にひたる人、大きな和室でビールを飲みながら談笑する人、多くのお年寄に混じって私もかなりノー天気である。
  
 股関節友の会「のぞみ会」から冊子が送られてくる。
 ざっと目を通したが、ある記事が目にとまる。
 4年間で3回脱臼したという人のはなし。「最初と2回目は炬燵板に手をついて立ち上がった時、3度目は畳の上を歩いていてボンとはずれた。」

 「人工股関節はかみ合わせが浅いから脱臼しやすい、十分気をつけるように」と医者に言われた。病犬メルのため膝をつき四つんばいになって薬をあげたりオムツを取り替えたりする事が多い。立ち上がる時はテーブルにつかまるが、つかまるものがない時は、角度が深くなり「ヤバイ」と思うことが多々ある。
 注意はしても突然「ボン」ということが無きにしも非ず。

 去年に比べれば出来ない事が多くなり、大掃除といってもたいした事は出来ない。気はあせるが、編み物でもして静かにしていよう。自分の身体が思うようにならず、なさけなくなってしまう。
 くしくも今日は手術後ちょうど4ヶ月、まだ安全圏とはいえない。
 くわばら・・くわばら・・・。