人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

手術して本当に良かったのかな?

2005-12-28 | 人工股関節
 
 ブログの書き込みが毎回「痛い、痛い」では気分が暗くなってしまうし、読む方もきっといやになるだろうから、あまり触れないようにしようと思っている。しかし、ここで原点に返って考えてみる必要がありそうだ。
 多くの体験談を読むと、「手術して本当に良かった!もっと早くすれば良かった」という意見が多い。大概の人は「長年の痛みから解放された」事を第一の理由にしている。私も同様であることは否定しない。
 以前のあの状態で手術しなかったらどうなるか?おそらく将来歩く事が出来ず、車椅子になる事だろうと思う。

 今は、術側の足はすこぶる良い状態である。痛くないし、しっかりと地に足をつけて歩く事が出来、安定感がある。主治医も「理想的な股関節ですよ。しっかり入りましたよ!」と自信ありげにおっしゃった。傷口も小さく、最新の技術を駆使してやって下さった。動きに制限があるのは、人工物の宿命で致し方ないのかも知れない。家事労働は中腰姿勢が多く、反対側の足でカバーする必要がある。
 それが自分にとって今一番の問題点。さて、これからどうしたものか?

 まだ4ヶ月位では何ともいえないが、以後両足の痛みもなくスムーズに行動できるようになった時、本当に手術してよかった!と思えるのかもしれない。
         (写真左側は手術前。右側が人工股関節)