ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

トイの掃除

2011年02月19日 13時13分05秒 | 田舎暮らし
落ち葉がいっぱいたまって雨水があふれ出した屋根のトイ。
ながいことほったらかしにしていたけど、
家内に責められ続けてやっと掃除をした。
もちろん雨水があふれたからといっても悪いのは落ち葉のほうであって、こちらの責任ではない。
それなのに責められるのはまったく道理に合わないと思うのだけど、
不思議なことに家内にはこの道理が通じない。
こちらをまるで加害者と思っているらしい。
というわけでやむなくトイの掃除をした。

やはり予想したとおり落ち葉や苔がいっぱい詰まってて雨水が流れない。
それで泥まみれになりながら掃除をした。
これで水はみんな流れるはず・・・だけど・・・あれれ・・・流れない!
ふつうトイって落ち口のところまでわずかな下り勾配になってるはず。
ところが逆に反対側が低い。
反対側を下げてどないすんねん!!!
これじゃ落ちるわけないじゃないか。
欠陥工事だ。
そういえばトイはまっすぐつながってるのでなくやけにでこぼこしている。
これは素人仕事。金をケチってトイ職人に頼まないで大工がやったに違いない。
でもまあ、まったく流れないわけでもない。
少しくらい水がたまったからといってどうってことは無い。
それにここは知らん振りをしておかないと、家内から直せといわれるだろう。
これはもちろんトイが悪いのであってこちらはちっとも悪くない。
それなのにまた責められてはかなわない。
そう、ここは知らん顔しておくに限る。

というわけでやっとトイの掃除を終った。
こうなると雨が待ち遠しい。
どれくらい流れるようになっただろうか。
もしそれでも流れないようなら・・・そのときは知らん!
まあ努力はしたのだから、その気持ちだけでも受け取ってほしい。
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田舎暮らし断想~食料自給率(2)

2011年02月19日 09時28分49秒 | 田舎暮らし
食料自給率を高めるには日本の農業をもっと強くする必要がある。
そのためには田舎の過疎化をすすめて、大規模化には不向きな中山間地を切り捨てて、一人当たりの耕作面積を広げる。
さらに中山間地の切捨てによって減った田畑を長崎の諫早干拓のような大規模な干拓によって広げる。
それだけではまだ不十分で日本は国土の割りに人口が多すぎるのでもっと人口を減らす。
ところが今の政府のやってることはまるでめちゃくちゃで目先のことだけを考えて長期ビジョンが無い。
営農組合運動は農業の大規模化と中山間地の切捨てにつながる。
農業の大規模化を目指すのならば諫早干拓を、さらにはもっと大規模な干拓を推進しないといけない。
目先の人気取り、目先の反対運動に流されて10年20年後の日本を見据えていない。
もともと市民運動というものはそんなもので、物の見方は近視眼的だ。
いつも目先のことに反対してそれを飯の種にする。長期的な視線が無いのだ。
そしてそのなれの果ての姿が管さんだ。
いつも思いつきと人気取りで行動する。

しかしこのようなことはほとんどの人は望んではいないだろう。
田舎が過疎化することはもしかしたら田舎が疲弊することではなく田舎が豊かになるかもしれない、とはだれも考えない。
そこにあるのは里山への郷愁。やっぱり里山は残ってほしい。
かといってもうこれ以上補助金をつぎ込むわけにも行かないだろう。
じゃぁどうしたらいいかというと、そこを埋めるのが田舎暮らしだ。
高齢化して里の田畑を維持できない人たちに代わって耕作放棄地を開墾してほしい。
小規模な農業では暮らしていけない?
でもいけるのだ。年金をもらいながらなら充分に農業で暮らしていける。
都会では暮らしていけないような少ない年金でも田舎なら、自給自足的な生活なら暮らしていけるのだ。
そして米と野菜それに大豆、そして小麦を作ってほしい。
さらに鶏を10~20羽ほど飼おう。山羊を飼うとミルクも取れる。
これくらいだったら餌は自前でできる。
山羊は草さえあったらいい。
これだけで生きていける。
余った野菜は都会の子供や友人に送ってやったらいい、あるいは宅配や地元の直販店で売ったらいい。
これだけで食料自給率は大幅に改善されるだろう。
それで定年退職した人、定年退職間近の人はどんどん田舎に来て農的暮らしを始めてほしい。
たいていのサラリーマンは40を過ぎると先が見える。
一流会社を出て一流企業に入って・・・その先は?
もうあんたは要らないよ、とばかり出向させられる。
それがエリートサラリーマンの成れの果ての姿。
会社に残ることができる人間は仕事ができるかどうかということよりも、上司に取り入り同僚を蹴落とす人間ばかり・・・
そんな生活もういいじゃないか。
希望退職、肩たたき・・・そんな時はいかにも困ったという顔をして、会社からより有利な条件を引き出して、その実大喜びで退職しよう。
そして前もって準備をしておいて、退職の翌日さっさと田舎暮らしを始めよう。
これこそもっともスマートな生き方だ。
不満鬱積しながら会社勤めをすることは無い。
人のために貴重な自分の時間を切り売りするのでなく、
自分の時間は自分で使おう。
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