田舎を活性化しよう!というとすぐにみんなが思い浮かべるのはイベント。
そこであちこち似たようなイベントが始まる。
役人は横並びが大好き。
他所ではやるとすぐに同じものをやりたがる。
田んぼの学校がはやるとあちこちで同じようなものをやりだして子供の奪い合いになる。
コスモス祭りが一箇所ではやると、あちこちでコスモスを植えて客の奪い合いになる。
どうして他所でやってるからここでは別のことをしようと考えないのか。
「横並び」は民間人の言葉では「ぱくり」という。
人のアイデアをぱくってはいけない。
確かにイベントをするとその日は都会からもたくさんの人がやってきて村は賑わう。
きっと都会から来た人は思うだろう。
自分たちも村の活性化に役立ったのだと。
そんな人に言いたい。イベントが終ってからもう一度村に来てください、と。
するとイベントのときとはまったく違った光景が・・・ひっそりとした村、そしてイベントで疲れきった村の人たちに出会うだろう。
そこで思ってほしい。
あのイベントっていったい何だったのだろう?
本来村の人に落ちるはずの補助金を自分たちが使い、村の人たちの無償奉仕で自分たちが楽しんだだけではなかったか?と。
もちろんイベントが悪いといっているのではない。
たくさんの人が来てくれて村の人も喜んでいる。
でもイベントにはそんな一面があることもわかってほしい。
田舎の活性化とは何だろう。
田舎が自活できること。
人の金を当てにするのでなく、一部の人が儲かることでもなく、みんなが儲かることではないだろうか。
補助金を当てにしたイベントなんか止めたほうがいい。
同じ無償奉仕でもまず自分たちが楽しむ無償奉仕でありたい。
しかし一番大切なことはもっと地道な活動だ。
過疎の問題は人口問題だ。
人さえ増えたらほとんどのことは解決する。
そのためには一時的なイベントよりも地道に定住者を増やすことだ。
たしかにイベントをするとその日は参加者は金を田舎に落としてくれるだろう。
でもそれは365日のわずか1日。
定住者は毎日何らかの形で金を使う。
一人の定住者は365人分のイベントに相当する。
田舎暮らしの人はたいてい夫婦、さらには子供連れで来る。
としたら田舎暮らしの人が来ただけでその倍以上、730人分以上のイベントと同じ経済効果があるだろう。
730人のイベントというと多くの補助金と村の人やスタッフの無償奉仕がないとやっていけない。
ところが田舎暮らしの人は自分たちの金でやってくる。
補助金もいらない。
ここにはJRの姫新線が通っている。
昼間は2時間に1本しか通らなかった。
でも今はテストケースとして1時間に1本通るようになった。
でも乗客が増えなかったらまたもとの2時間に1本になるらしい。
というわけで各地で乗客を増やそうとイベントをやっている。
確かにそれによって乗客は増えるだろう・・・その日だけは。
補助金とスタッフの無償奉仕によって。
そこで、もし・・・と想像してほしい。
高校生と中学生がいるサラリーマンの家庭が引っ越してきたら・・・と。
ここからは姫路くらいまでなら充分に通勤できる。
姫路まで1時間もかからない。
そこで1家で3人はほぼ毎日通勤と 通学でJRを使うことになる。
仮に年間300往復利用するとしたら一家で900往復利用することになる。
イベントで900人の乗車を見込むとなるといったいどれくらいの金と人手をかけないといけないのか想像してほしい。
イベントに金をかけるよりもこんな一家を呼び寄せたほうがはるかに効率がいいのだ。
100のイベントよりも一人の移住者を!
そこであちこち似たようなイベントが始まる。
役人は横並びが大好き。
他所ではやるとすぐに同じものをやりたがる。
田んぼの学校がはやるとあちこちで同じようなものをやりだして子供の奪い合いになる。
コスモス祭りが一箇所ではやると、あちこちでコスモスを植えて客の奪い合いになる。
どうして他所でやってるからここでは別のことをしようと考えないのか。
「横並び」は民間人の言葉では「ぱくり」という。
人のアイデアをぱくってはいけない。
確かにイベントをするとその日は都会からもたくさんの人がやってきて村は賑わう。
きっと都会から来た人は思うだろう。
自分たちも村の活性化に役立ったのだと。
そんな人に言いたい。イベントが終ってからもう一度村に来てください、と。
するとイベントのときとはまったく違った光景が・・・ひっそりとした村、そしてイベントで疲れきった村の人たちに出会うだろう。
そこで思ってほしい。
あのイベントっていったい何だったのだろう?
本来村の人に落ちるはずの補助金を自分たちが使い、村の人たちの無償奉仕で自分たちが楽しんだだけではなかったか?と。
もちろんイベントが悪いといっているのではない。
たくさんの人が来てくれて村の人も喜んでいる。
でもイベントにはそんな一面があることもわかってほしい。
田舎の活性化とは何だろう。
田舎が自活できること。
人の金を当てにするのでなく、一部の人が儲かることでもなく、みんなが儲かることではないだろうか。
補助金を当てにしたイベントなんか止めたほうがいい。
同じ無償奉仕でもまず自分たちが楽しむ無償奉仕でありたい。
しかし一番大切なことはもっと地道な活動だ。
過疎の問題は人口問題だ。
人さえ増えたらほとんどのことは解決する。
そのためには一時的なイベントよりも地道に定住者を増やすことだ。
たしかにイベントをするとその日は参加者は金を田舎に落としてくれるだろう。
でもそれは365日のわずか1日。
定住者は毎日何らかの形で金を使う。
一人の定住者は365人分のイベントに相当する。
田舎暮らしの人はたいてい夫婦、さらには子供連れで来る。
としたら田舎暮らしの人が来ただけでその倍以上、730人分以上のイベントと同じ経済効果があるだろう。
730人のイベントというと多くの補助金と村の人やスタッフの無償奉仕がないとやっていけない。
ところが田舎暮らしの人は自分たちの金でやってくる。
補助金もいらない。
ここにはJRの姫新線が通っている。
昼間は2時間に1本しか通らなかった。
でも今はテストケースとして1時間に1本通るようになった。
でも乗客が増えなかったらまたもとの2時間に1本になるらしい。
というわけで各地で乗客を増やそうとイベントをやっている。
確かにそれによって乗客は増えるだろう・・・その日だけは。
補助金とスタッフの無償奉仕によって。
そこで、もし・・・と想像してほしい。
高校生と中学生がいるサラリーマンの家庭が引っ越してきたら・・・と。
ここからは姫路くらいまでなら充分に通勤できる。
姫路まで1時間もかからない。
そこで1家で3人はほぼ毎日通勤と 通学でJRを使うことになる。
仮に年間300往復利用するとしたら一家で900往復利用することになる。
イベントで900人の乗車を見込むとなるといったいどれくらいの金と人手をかけないといけないのか想像してほしい。
イベントに金をかけるよりもこんな一家を呼び寄せたほうがはるかに効率がいいのだ。
100のイベントよりも一人の移住者を!