貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

結びの地大垣市その8 大垣湧水と冬籠も塚

2023-06-01 11:55:48 | 日記
令和5年6月1日(木)
「日本海に沈む夕陽の美しい町」
というタイトルの説明板紹介。

 ほんと夕陽はうっとり!の処。
 また、
新潟県の玄関口でもある町。
 市の92%が山岳地帯、
アルプスの北端が
日本海になだれ落ちる
親不知・子不知は、
天下の険として名も知られ、
翡翠も有名と簡潔にまとめられている。

 芭蕉の句は、
「一家(ひとつや)に 
   遊女も寝たり 
     萩と月」
 八幡大橋に到着。
八幡神社  
  
  由緒によると、
天平勝宝元年(749)より、
大井荘(現大垣市)は
奈良の東大寺の荘園であったという。
 あっと驚くような由緒で、
紆余曲折を経て、
今がある。
 大垣の湧水が
鳥居からすぐの境内にあり。

 近辺の人が容器持参で
水をもらいに来られる。
 柄杓やコップが
幾つも備え付けてある。
 冷たくて美味しい水。

 流石「水の都大垣」である。
<冬籠もり塚芭蕉句碑>

 芭蕉の句碑は
「冬ごもり塚」と称し、
「折り折りに 
  伊吹をみては 
    冬ごもり」
という句が彫られている。
 大垣からは西の方に
花の山「伊吹山」が見える。
 冬籠もりの間、
時折西の窓に、
雪をいただいた伊吹山を眺める。
景趣に富んだ冬籠もりだ
の意。


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