雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

陰日向なく働かない。

2011-08-29 19:46:35 | works
もうすぐ8月が終わってしまいます。1年の3分の2が終わるという実感が持てないまま、今日もジタバタと仕事しながら、なぜか隣の部署の電話番をしておりました。そろそろ月末が近づいてきたので、月末・月初めの仕事の準備をしながら、先週、ワタクシが夏休みをいただいている間に本社から送られてきた宿題を片づけました。案件としてはそれほど難しいものではないのですが、昨年の資料を引っ張り出してこなければならないのが何となく面倒で、先週はやる気が起きないままほったらかしていました。提出期限が明日になっていたので、さすがに今日はやらないとまずいと思ってやり始めたら、案の定、作業自体は1時間もかからずに終わりました。昨年の資料が紙ベースでしか残っていなかったので、それを探すほうが面倒でした。来年同じような依頼があった時のために、昨年の分もExcelデータとして残しました。

相変わらず、うちの事務所にも紙しか信じないおぢさんはいます。バックアップさえきちんと取っておけばデータで保存しておく方が便利だということに、なかなかご賛同いただけません。私の目の前に座っている先輩女性も、こちらがフォーマットを作ってメールしたデータに入力して、1シートごとにプリントアウトして電卓で縦横計算をなさっているのを目撃しました。確かに検算は必要ですが、いちいちプリントアウトして電卓をたたいているから時間がかかってしまうのだということが分かりました。ワタクシは1時間程度でできたので、とっとと本社にメールで送ってしまったのですが、彼女は、ワタクシが帰る時間になっても、まだ電卓をたたいていらっしゃいました。根がいい加減で、早く出すから間違いは本社で直してくれと思うワタクシと、何事も自分で納得して仕事を仕上げる彼女の違いが如実に表れております。

どうしてもミスが許されないようなものは、さすがのワタクシも結構真面目に検算するのですが、向こうのオーダーがつかみ数字でいいようなものは、基本的に1回検算してOKだったらすぐに提出して身軽になりたいと思ってしまいます。「陰日向なく働かない」をモットーとしているワタクシとしては、とても彼女のような丁寧な仕事はできないな…とちょっと反省しながら帰ってきました。