雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

少子高齢化がなせる業。

2014-04-09 06:05:20 | …and so on
おはようございます。
昨日の昼間は5月並みの気温だった東京ですが、朝晩はまだ冷え込んでいるので、何を着ていくか悩ましい日々です。
埼玉の秩父地域などは、1日の中で気温が20℃近く乱高下するらしい。
夜は真冬の格好、昼間は初夏の格好というのは身体の体温調節機能がついていかないのではないかと思います。

昨日、お子さんの中学校の入学式に参列してきた同僚によると、昨今の中学校の入学式は両親が参列するのは当たり前とのこと。
ワタクシが中学校に入る頃は、入学式に来るのは母親というのがほとんどで、両親揃ってなどという光景はなかった気がします。
亡くなった父は何よりも仕事優先の人だったので、学校行事は母任せで、仕事を休んで入学式に参列したという記憶はありません。
その同僚が聞いてきた話では、今どきの大学の入学式には両親、祖父母まで参列する家庭も珍しくないらしい。
入学生1人に対して、付き添いが4~5人という光景が珍しいことではないとのことです。
ワタクシなどは田舎から一人で上京し、もちろん誰かが参列することなどありえなかったので、隔世の感がありました。

ある意味、少子高齢化がなせる業かなと思いつつ、そうやって育ってきた若者と働いているのだと思うと怖いものがあります。
少ない子供に対して元気なおじいちゃんおばあちゃんがいて、皆から大切にされてきた経験しかない若者が増えているわけです。
うちのカイシャの入社式に親が付き添ってきたという話は聞きませんが、学校の卒業式には付き添いがぞろぞろだったのでしょう。
最近の若者はちょっとしたことですぐ心が折れるという話を聞きますが、それだけ大切に育てられてきたら致し方ないと思われ。
しかも、おのれはそういう若者の親の世代に当たるわけで、何だかなと思ってしまったのでした。