雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

喉元過ぎても忘れないように。

2020-05-26 20:25:37 | …and so on


首都圏の緊急事態宣言が解除された初日、通勤電車も先週よりは人が増え、地下鉄でも空席がなくなってしまいました。
ガラガラだった帰りの電車にご高齢の方の姿が増え始め、もう少し家におられたほうが安心なんじゃないかと老婆心ながら。
こうやって人が密集し始めるわけで、宣言の解除はありがたいことではあるけれど、やっぱりかなり不安になってしまいます。
日本人の特性の1つに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というのがあり、宣言解除=ウイルス収束と錯覚しそうな気もします。

自宅に戻って「首都圏ネットワーク」を見ていたら、インタビューを受けている感染症専門のお医者さまの言葉が刺さりました。
「宣言解除はゴールではない」とおっしゃったのですが、それを忘れると、すぐにウイルスが息を吹き返してくる気もします。
6月に入れば通学の方々も電車に乗るわけで、学校は始めなければならないけれど、いろんな所で密集状態が増えていきます。
このブログにも何度か書きましたが、感染防止と社会活動の開始の両立は、バランスを取るのが本当に難しいと思います。

駅で電車を待っている時も、今ぐらいの人数だと何とか1mの間隔を空けられるけど、人が増えるとそういうわけにもいかない。
2か月前の朝の状況に戻れば、ホームの端までで1人ずつが1mを空けて並ぶことは、階段規制でもやらないと無理だと思う。
鉄道会社も毎日そんなことをするわけにもいかないから、やっぱり、時差出勤とテレワークは続くことになるんだろうけど。
ちなみに、うちのカイシャは、今ほど極端ではないにしても、7月いっぱいはテレワークと時差出勤を継続する方向のようです。
正式なお触れがまだなので噂の域は出ませんが、社長が乗り気らしいので、下々は唯々諾々と従うしかありません。
この状況で仕事が回るのかという個人的な疑問はありますが、仕事が回らなければ、うちの部署のように毎日出勤ですしね。