湯の丸高原で、早朝にまず出会った蝶...それが、“ゴイシシジミ”だった。
この蝶の生態には大変興味をそそられる。
“ゴイシシジミ”の幼虫は、日本産唯一の純肉食性だ...
笹や竹の葉に発生する“ササコナフキツノアブラムシ”などの群の中にメスが
産卵し、羽化した幼虫は、このアブラムシを食べて成長する...
このような特殊な食性なので、アブラムシがいないところには全くいません。
極めて局所的に発生するので、“ゴイシシジミ”は“奇蝶”と言えるのではないで
しょうか...
“ゴイシシジミ”(成蝶)...約1cmちょっとのごく小型の蝶。 この子の大きさには驚かされた...大きさ2cm超え! 新鮮個体にも感激... 笹の葉から飛び移ってきた。