リンダ リンダ リンダ リンダ!

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どんどこ行っておきましょう

2014-05-18 18:42:00 | BALIUS2
パチ青キャリパー君は色を落とされて丸裸状態ですので、表層保護が一切ございません。
パンイチって感じかな(笑
非常に危うい状態ですので、腐食が始まらないうちに保護処置をしておきますかね~

っても家庭用アルマイトキットとか結構なお値段なんで、簡易的に保護処理を行える手段を用いようと思います。
それに使用するのは↓

トイガンマニアな方ならご存じっすよね、バーチウッドさんのアルミニウムブラック。
所謂、黒染め剤なんすけど、塗料じゃなくて酸化皮膜を生成する薬品っす。
モデルガンやエアガンのアルミパーツやダイキャストパーツを黒染めする薬。
アメリカ製ですけど、劇薬扱い、チャイルドロック式蓋付きですね~
どうやら発がん性のある物質が入ってるらしいヘ(^_^;)
左は初期処理用に作った50%溶液。ご覧の通り薄青色の薬剤です。

まずはこれが重要ャCント!脱脂!

しっかり脱脂しておかないと、うまいこと酸化皮膜が生成されないどころか、水溶性の溶液がはじかれちゃいます。

きっちり脱脂できたらヌリヌリ!

50%に薄めた方を一気に全体に塗布していきます。
この段階ではムラムラですけど、気にしません。

放置30分くらいかな?

化学反応が進んで来ると、黒色の酸化皮膜が形成され始めます。
下地の状態にもよりますけど、この段階でもムラムラっすね~

反応を進めてる間に逆側にもヌリヌリ~

こうやって少々時間をおきながら薬剤を塗り重ねて行きます。
あ~書き忘れたけど、こいつ使うときは手袋した方が良いですよ~
薬剤自体には臭いはそれほど無いんですけど、化学反応させてる時の臭いは独特で、手に着くとしばらく落ちませんから~劇薬だしね

反応がある程度進むと、表面が粉っぽくなってきますんで、それを拭き取るように薬剤を塗り込んでゆく感じかな~

数回塗り進めたら、色の濃淡を一定にするために原液に切り替えて、また数回ヌリヌリ
酸化皮膜が安定した状態になってくると、薬剤を弾き始めるんで、その辺でOKかな?
待ち時間も含めると結構な時間がかかりますよ~

でもって、まあこんなモンかな?って感じになったのが↓

塗りっぱなしの状態では薬品が染みてるんで真っ黒に見えますね
この後、しばらく寝かして反応を安定させたら、洗剤で洗って完了っすね~

って事で黒錆キャリパー完成!

このタイプの黒キャリパーって無いと思うんですけど、これはこれで格好良いっすな
目立たないカスタム主義の僕的には最高かも(笑
被膜保護に油塗っておくかな~

ついでに使わない予定の左キャリパーもバラして部品選定、程度の良いピストン4個を集めて終了。
シール類は今回の作業で全部お釈迦だろうから新規手配っすな~
パッドピンと締結ボルトも状態良くないから変えないとダメね・・・

酸化皮膜自体はそれほど強度があるとは思わないんですけど、キャリパーなら問題ないかな~?
傷がひどく付くようなら考えないといけませんけどね~
フルードには浸食されないと思いますけどね
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