何でもない日々

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有限の失望

2022-10-20 11:55:44 | 詩はあいまいな哲学
我々は有限の失望を受け入れるために
無限の希望を失った

存在は目や手によって知覚されるものとは限らず、
卜知(ぼくち)され予覚されねばならぬもの。
ということを理解しようとすることは難しい。
理解する前にそうありたいと考えるのは難しい。
霊媒とか降神者だとかの奇跡に溺れて、
何一つ知らぬと言いながら。

よく考えてみてくれたまえ、
ルクレチゥスはこの仕事で己を失ったが、
デカルトは失わなかった。

ทำดีไม่เคยจำ - COCKTAIL「Official MV」

西洋で重要にする「有の主語」は
その外側にそれを包む無限大の述語(無)がなければならない。
「私は無矛盾(素直)な者」
「我らは善良な(楽しませる)者」という個物の集まりは
主語(実体)を欠いている。

美意識や道徳心を磨こうとするうち心変わりもなくなる。
確信は自分を省みざるを得ない時を逃す。
描かれた絵も完成すれば時は止まる。

イキイキとした世界は無限大な矛盾とも共存している。
無限大の述語の場」に「私は愚かだ」「私たちは新しいネタを探して
ることに気が付く時を予見しておき、早合点せず、
主義主張、意識が何時か覆されることを覚悟しておくことである。
借金が膨らんだり、名誉を汚されたり、
裏切られたり、地位争いや学識争い、
家庭崩壊等、至って犯罪に手を染めてしまったり。
自分がいつ何時病んだ精神の塊になってしまうかもしれぬことを。

デカルトは我の思考、感覚さえ主観として信じるに値するかと悩んだ。
どんな意識も取り返しつかず年を取るものだ。
時計の針は場所を変えるが時間は運動ではないから
時間を描き出したりしない。
哲学的方法論では幾通りもの未来を予見しておき
そこから汲み取られる結果の予想ではなく
イキイキした出発点をイキイキと描いて実践していくことである。


↓ 歌のAI和訳

私たちは心をすぐに忘れてしまいます。
何も求めず、抵抗することはありません。
回収を考えないことに専念
私が泥棒のように悪いことを一つやって
そんなつもりじゃなかった 間違っていたらご容赦ください。
私たちの心は奇妙です。
何かと引き換えに、私は同意します。
あなたのために、私はどれだけ同意しますか
たったひとつの間違い、私が悪者です。
あなたの目に、許してください。繰り返さないで、繰り返し、
これ以上心に傷をつけないでください。

どうしていいことをしたのに覚えていないの?
なぜ彼女は繰り返し続けるのですか?
私は腹を立てています、あなたは時々やりすぎます。
私のような者に少しでも同情してください。

2021-03-26 15:41:24に歌詞を追記
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