いつからか
この時を待っていた
まだ明けきらない東の空は
薄暗い雲の塊が どんより群青色で
どう光が届くのか それとも雨が待っているのか
わからないけど
空の雲間は見えず 流れる様子もない
そう どうでもいいことだけど
昨日の結婚記念日 もう43年が過ぎてしまった
早いのか遅いのかわからない よく今日まで
続いたものだと カレンダーを眺めながら
感心している 可笑しいかな?
何かお祝いしょうと 張り切ってもいたけど
止めにした
もういまさらどうだっていいから
朝の この時を大切にしたい
語りきれないほどの 出来事や波風も
忘れた振りをして 置いといて
とくに今日は 語れそうにないから
想いを詰めて預けておく
喜び 怒り 苦しみ 安らぎ 楽しさ
いっぱいいっぱいあったけど いまは
珈琲タイムを ゆっくり
ひとりで味わいたい ただそれだけ....
いつも空を気にしながら あれこれ
1日を考えるのが 仕事の始まりで
いつまでも起きて来ない あなたを
待っていられないから 私だけが
楽しんでいる マイタイム
ほら 少しづつ明るくなってきたから
何から始めようか~