風は気まぐれ
何処から吹いて 何処へ行く
野辺で咲いた ススキの穂やコスモス
風に揺れながら 秋空とお喋りしてたけど
いつの間にか雲が広がり 陽射しの邪魔を
したようで 風は何処へ行ったのか
風は気まぐれ
そよぎながら 止まっても
野山も 海辺も 山並みも 街でも
好きなように吹いたなら 何かを
見届けるわけでもなく 去ってしまえば
何も残らない
風は気まぐれ
吹いて 周って ぶつかっても 曲がらず
激しくも 時には優しく
拒まれても 求めてられても
気の向くままに 飛んでいて
風は気まぐれ
雨と一緒になれば 強烈で
吹き飛ばす勢いが 留まらず
何かをめがけて 吹き荒らし
気に入らなければ 暴れ出す
だから風 だけど風
いつでも 自由でありたいと
人の心に踏み込んで 想いのまま
吹かれたら どうにも出来ない弱さを
知らない振りして 吹いている
風は気まぐれ~
最近、やっと秋晴れになりホッとしています。
風の日も好きですが、やはり秋の野花や樹木が、
晴れた散歩道には似合います。コスモスやススキ
が揺れながら青空に映えて、いい季節ですね。
いつも素敵なコメントを有難う~
春一番を吹かせて、愈々春本番だなぁと期待させる。
炎暑の日、木蔭に吹き入って癒して呉れる。
木枯らしを吹きかけて、寒くなるぞ!と脅かす。
吹雪きで野道を隠し、雪女を使って迷子にさせる。
気持よくさせたり、酷い目に遭わせたり。
でも、エンドレスだから、根はいい奴なんでしょうね。