しかし、今年の夏も暑かった、というか暑いですねえ。休日(といっても今年の夏は土日も仕事が多く、家にいることは、少なかったのですが)に家にいると、実に暑い。エアコンをつければいいのですが、わが家の家人は、エアコンをつけることは罪悪のように考えてる傾向があって、今年はまだ一度もエアコンをつけていないような、そんな家なのであります。まあ、暑いです。
それで、最近気がついたことなんですが、夏になるといつも聴いているクラシック音楽を、どうも敬遠したくなる、そんな傾向があるんですね。なぜそうなるのか?。よくわからないのですが、暑さとは無縁ではないようです。平たく言えば、「くそ暑いときに、こんな音楽聴いていられないな」ってところでしょうか。うーん、別にクラシック音楽が暑苦しい音楽か、といえば、そういう曲もあるが、そうでない曲もあると思うのですが…。ひとつ言えることは、クラシックはけっこう大きな音で聴かないといけない。これが夏には向かないのかもしれませんねえ。
と、まあそんなことで最近は、あまり音楽を聴いていない(全く聴いていないということではないです。)。ということなので、このブログの「こんなCDを買った!聴いた」ということに該当するような毎日の生業はないのかな、とかまあブツブツ思っている今日この頃であります。そこで、今回は趣向を変えて、懐メロであります。私、学生のころよく聴いていたもののひとつ。よしだたくろうであります。
よしだたくろうは、日本のフォークソングの代表的なシンガー・ソングライターでしょうが、例えば、かぐや姫やアリス、松任谷由実などのように歌謡曲的な大ヒット曲を産み出したようには思えないが、その存在感の大きさでは抜きんでていると思うのは、贔屓目でしょうか。彼の一番知られた曲といえば、「結婚しようよ」や「旅の宿」でしょうが、かぐや姫やアリスの大ヒット曲のようなポピュラリティーには欠けるますよね。また、彼の代表作といえば、曲ではなく、アルバムを指摘したくなるのも、彼の特徴でしょうねえ。それなら、彼の代表作は?と言えば、それは迷うことなく1972年の『元気です』と1973年の『伽草子』ですね。そう思って、押入からLPを出して、久々に『元気です』を聴いてみました。
もう何年ぶりでしょうか。やはりこの人の歌の凄さが、そこにあるメッセージ性でしょうかねえ。曲を聴くと、自然に歌詞が浮かんでくるのです。そして、メッセージと音楽がこれほどうまく融合した曲もないな、と思ってしまいます。
「死に忘れたトンボが一匹、石ころにつまずきました。なんでもないのに泣きました」
「風に揺れるタンポポそえて、君の涙を拭いてあげたい」
「もう飲み過ぎちまって、きみを抱く気にもなれないみたい」
「なんだか自由になったように、意気がっていたのかもしれない」
「日々を慰安が吹き荒れて、帰ってゆける場所もない」
「心の中に、傘をさして、裸足で歩いている自分が見える」
「君のこと、好きだなんて言わないでよかったよ。電車は今日も走っているものね」
「一緒になれないからといって、愛していなかったというのは、とても困るんだ」
などなど、実に印象に残る歌詞が思いつきます。どの曲かわかりますか?。このアルバムの歌詞は岡本おさみとか15曲中、2/3が彼以外によるものなのですが、歌となって聴くと、彼の強烈な自己主張や自我であると思ってしまいます。それほど、彼の曲は歌詞がメロディーが一体化していますね。どれもよしだたくろうのメッセージとなっています。
この『元気です』、どれも名曲ですね。でももう40年も前のもの。たくろうさんも元気でいつまでも活躍して欲しいですね。この暑い夏、『元気です』から元気をもらいたいものであります。
それで、最近気がついたことなんですが、夏になるといつも聴いているクラシック音楽を、どうも敬遠したくなる、そんな傾向があるんですね。なぜそうなるのか?。よくわからないのですが、暑さとは無縁ではないようです。平たく言えば、「くそ暑いときに、こんな音楽聴いていられないな」ってところでしょうか。うーん、別にクラシック音楽が暑苦しい音楽か、といえば、そういう曲もあるが、そうでない曲もあると思うのですが…。ひとつ言えることは、クラシックはけっこう大きな音で聴かないといけない。これが夏には向かないのかもしれませんねえ。
と、まあそんなことで最近は、あまり音楽を聴いていない(全く聴いていないということではないです。)。ということなので、このブログの「こんなCDを買った!聴いた」ということに該当するような毎日の生業はないのかな、とかまあブツブツ思っている今日この頃であります。そこで、今回は趣向を変えて、懐メロであります。私、学生のころよく聴いていたもののひとつ。よしだたくろうであります。
よしだたくろうは、日本のフォークソングの代表的なシンガー・ソングライターでしょうが、例えば、かぐや姫やアリス、松任谷由実などのように歌謡曲的な大ヒット曲を産み出したようには思えないが、その存在感の大きさでは抜きんでていると思うのは、贔屓目でしょうか。彼の一番知られた曲といえば、「結婚しようよ」や「旅の宿」でしょうが、かぐや姫やアリスの大ヒット曲のようなポピュラリティーには欠けるますよね。また、彼の代表作といえば、曲ではなく、アルバムを指摘したくなるのも、彼の特徴でしょうねえ。それなら、彼の代表作は?と言えば、それは迷うことなく1972年の『元気です』と1973年の『伽草子』ですね。そう思って、押入からLPを出して、久々に『元気です』を聴いてみました。
もう何年ぶりでしょうか。やはりこの人の歌の凄さが、そこにあるメッセージ性でしょうかねえ。曲を聴くと、自然に歌詞が浮かんでくるのです。そして、メッセージと音楽がこれほどうまく融合した曲もないな、と思ってしまいます。
「死に忘れたトンボが一匹、石ころにつまずきました。なんでもないのに泣きました」
「風に揺れるタンポポそえて、君の涙を拭いてあげたい」
「もう飲み過ぎちまって、きみを抱く気にもなれないみたい」
「なんだか自由になったように、意気がっていたのかもしれない」
「日々を慰安が吹き荒れて、帰ってゆける場所もない」
「心の中に、傘をさして、裸足で歩いている自分が見える」
「君のこと、好きだなんて言わないでよかったよ。電車は今日も走っているものね」
「一緒になれないからといって、愛していなかったというのは、とても困るんだ」
などなど、実に印象に残る歌詞が思いつきます。どの曲かわかりますか?。このアルバムの歌詞は岡本おさみとか15曲中、2/3が彼以外によるものなのですが、歌となって聴くと、彼の強烈な自己主張や自我であると思ってしまいます。それほど、彼の曲は歌詞がメロディーが一体化していますね。どれもよしだたくろうのメッセージとなっています。
この『元気です』、どれも名曲ですね。でももう40年も前のもの。たくろうさんも元気でいつまでも活躍して欲しいですね。この暑い夏、『元気です』から元気をもらいたいものであります。
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