今日はミルちゃんの幻の21歳6か月の月誕生日です。
ヒトで換算すると102歳になっていたのですね。
ミルちゃんの想い出を少し綴りたいと思います。
ミルちゃんは生後10日ほどの1999年12月24日に動物病院の玄関先で保護されたニャンコです。
ミルちゃんに初めて会ったのは生後25日のとき。私の膝の上ですぐにリラックスしてチュッチュッチュッチュッしていました。白くてフワフワしていたから白い肉まんを連想して「パオパオちゃん」と呼ばれていました。
私は先代ハッピーを12月13日に亡くしていたので、12月14日をミルちゃんのお誕生日に決め、また、ミレニアム目前に産まれたので「ミル」と名付けました。
ベビーミル(撮影:2000年1月28日)
ミルちゃんを保護してくださった動物病院は保護猫活動をされているので病院にもご自宅にもたくさんの猫がいました。
ミルちゃんは大人の猫に混じり、時には大人猫を踏みつけてまでご飯を一所懸命に食べる逞しい子猫だったそうです。
生後50日くらいで引き取る予定でしたが、私が赤ちゃん猫の扱いに慣れているなら、成猫に揉まれるより早めに引き取られて育つほうが良いかも、と動物病院の奥さまから提案がありました。
私は、チンチラペルシャのお産に5度立会い、乳母?をした経験があったので、その提案に従い生後39日のミルちゃんを連れ帰ることになりました。
迎えに行った日、奥さまのお顔が少し曇っていました。朝からミルちゃんの尻尾が気になる、と。成猫と何らかのトラブルがあったか、もしくはケージの扉に挟まったのかも、と。痛がったりはしていないけれど、治療してから引き渡したほうが良いのではとおっしゃいましたが、原因が成猫の場合もあると考えると予定通りに連れ帰りたいと申し出ました。
連れ帰ったミルちゃん。まったく物怖じせず、すぐに馴染みました。ご飯もしっかり食べ元気いっぱい。
でも、翌日、念のために動物病院へ連れて行くと、なんと尻尾の先は骨折していました。もしかしたら壊疽して尻尾の先を失ってしまうかも、との診断でした。お顔も真菌症に罹っていました。
でもでも、ちゃんと尻尾は壊疽することもなく、お顔も綺麗になり、胸を撫で下ろした私です。
可愛いミル(撮影:2000年1月30日)
思い返せば、ミルちゃんは不思議なニャンコでした。
一生涯ノミがついたことがまったく無かったのです。
そして、ミルちゃんの被毛を撫でるとこちらの手がツルツルになりました。
ハンドクリーム代わりにミルちゃんを撫でることもあったっけ・・・(=^・^=)
ああ、もう一度ミルちゃんをナデナデしたいなぁ・・・
ソファの上で(撮影:2000年1月30日)
長くなるので今日はこの辺りで。
次もミルちゃんのことを記すつもりです。