猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

雨の中で/アプリコット、マチルダ・・・

2010-08-02 23:21:54 | Weblog
    朝から雨。
    こんな日が一日でもあると暑さから開放されて助かる。
    雨は時おり強く降りだす。
    静かな雨音が急に激しい音に変わる。
    屋根をたたく雨音にまざって、裏庭の黒竹がざわざわとなり、白もくれんの葉がぱらぱらと散ってくる。

    小止みになった合間をみて庭のバラの様子をみにでた。
    軒下のアプリコットがひっそりとさいていた。
    花びらが虫に食われて穴があいている。
    丹念に葉裏を探したが虫のいる気配はない。
    虫も短い命を懸命に生きていくためだ大目に見てあげよう。

         

         

    マチルダがいつの間にか咲いていた。
    この蕾をみると自然とわたしの顔がほころぶ。
    なんて可愛い表情をしているの。
    いとしい愛娘にあったような気持ちになる。
    葉のうえの雨粒が銀色に輝いている。

         

         

         

         

    アルブレヒト・デュラーローズ蕾がぎゅっと固く閉じている。
    こんな小さな蕾が開花すると、どうしてあんなに大きな花になるのか。
    開花の段階で少しずつ花びらが大きく成長していくのだろうが。
    それにしても自然の営みには驚かされる。

         

         

    ザ・ジェネラス・ガーデナーはいつも綺麗な状態を見過ごしてしまう。
    雨に濡れてさらに俯いて咲いている。