猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

薄暮の中のバラ

2010-09-29 23:36:39 | Weblog
    薄暮の庭に純白のアイスバーグが幻想的です。
    みるものを圧倒するような高貴なたたずまいで咲いていました。
    「わぁ! きれい! 写真に撮らなくては」
    急いでカメラを取りに部屋に戻りました。
    春のバラより心なしか花弁をたくさんつけふくよかに咲いています。
    アイスバーグは一年をとおして素敵な被写体になってくれます。

         

         

         

    空気が澄み、気温もさがりバラが馥郁と香るようになりました。
    日になんども庭にでてはバラの香りを吸い込みます。
    また、ひとつひとつのバラに触れながら虫食いの後があると、
    目を皿のようにして害虫を探します。
    病気に弱い子は何かと世話がやけます。
    でも……ほら、世話のやける子ほどかわいいといいますよね。
    バラもおなじですね。

    春のバラは長い間待ち焦がれて、やっと逢えた喜びで輝いています。
    秋のバラは静かなたたずまいで咲いています。
    別れのときが迫っているのでつい感傷的になります。

        リルケの薔薇

         

         

       イエローシンプリティ

         

         

       紫雲

         

         

       アプリコット

         

         


       涼しくなったのでまん丸になっているブラッキーです