音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

どせい

2010年03月30日 23時45分44秒 | カメラ・オーディオ・家電品
今日はいい天気でした~
しかし、朝は寒くて地面には雪がほんの少し積もっていました。

仕事から帰ってお風呂から上がると息子が庭でなにやらゴソゴソとやってます。
何をしてるのかと思ったら望遠鏡で星を見てました。
「何見てるん?」と聞いたら
「たぶん、土星」
ええっ、土星って今見えるんだっけ?

覗かせてもらったら確かにリングが~
久しぶりに見た土星はすごく綺麗でカッコいい。
リングはほぼ水平なので太い線のよう。
こんな感じ↓



写真は息子がコンパクトデジカメで撮影しました。
がんばって撮ったみたいで、けっこう撮れてます。

しかし、お風呂上りに外は寒かった。
風邪引かないように今日は早く寝よっと。

久しぶりの東京 途中下車して富山へ

2010年03月30日 21時56分37秒 | お酒・料理・スイーツ
最終日の日曜日は東京をのんびり出発する予定でしたが、富山で新酒フェアがあると知り、予定変更。
東京を早めに出発し、富山で途中下車することにしました。

富山駅に着いたのは午後4時30分。
会場の富山国際会議場に到着し、中に入るとロビーがなんだか混雑しています。
このロビーが「富山の地酒新酒披露きき酒会&酒と響きあう器との出逢い展」の会場のようです。
富山の新酒のきき酒もしていますが、同時に富山のガラス作家さんの酒器の展示会も開催しています。






受付で1000円を支払うとグラスがもらえます。
このグラスで富山の日本酒をきき酒できるわけですね。
富山県内のすべての蔵が参加しているというだけあって楽しみです。
それぞれの蔵を紹介していると長くなるので個人的な趣味で抜粋します(笑)





入口に近いブースからスタートして四番目が「成政」でした。
ブース内には見覚えのある顔が。。以前、蔵見学のときに説明してくれた杜氏さんでした。
成政の純米吟醸をいただきましたが、なかなか美味しい。






で、しばらくするとよく見かける「立山」です。
有名だけど個人的にはほとんど飲んだことがないので試しに飲んでみました。
純米の無濾過生原酒です。
しかしこれには驚きました。
立山って淡麗辛口のイメージがあったんですが、これは味がある。
とっても美味しいです。
立山も好きになってしまいそう(笑)






で、奥の方にあった「黒部峡」
朝日町に昔からある酒蔵だそうです。
ここでは今日しか飲めないという「特別本醸造 蔵しぼり」をいただきました。
いやあ、これも美味い。
今日一番美味しく感じました。
黒部峡ってなんとなくお土産物屋さんに置いてありそうなイメージだったので心配だったのですが、予想外に美味しい。
こういう意外な出会いがあるからきき酒って楽しい。
次は探して飲んでみたいと思います。






面白かったのは「よしのとも」と「千代鶴」
こちらの蔵は富山らしくない旨口のお酒です。
僕の口にはちょうどいい感じでしたよ。
きっと地元よりも県外のほうがいいんじゃないですかって蔵の方にお話したら
「実はいろんなお店のプライベートブランドで出しているんですよ。金沢の居酒屋さんにも置いてあります。」とのこと。
居酒屋さんの名前を聞いたら知ってる~(笑)
そうだったのか、機会があったら飲んでみようと思いました。

美味しいお酒の目星もついたので販売コーナーに行きました。
が、欲しいと思ったお酒はすべて売り切れてました。
やはり人気のあるお酒は売れちゃうんですね。とほほ。






と、ちょっと悲しくなっていたらそろそろ閉会の時刻が。
展示してある酒器の作品の中からお気に入りはどれ?ってアンケートがあったので急いで書いて出したら抽選くじを引いてくださいとのこと。
引いてみたらなんと大当たり~
作家さんのガラス製おちょこが当たりました~やった~
そのおちょこがこれ。



北海道生まれのガラス作家の「西山 雪」さんの作品です。
シンプルだけど女性らしいかわいいデザイン。
青い色が夏の冷酒に似合いそうです。



今回の旅行ではこれが最後のイベントでしたが、最後におちょこがもらえてラッキーでした。
1日目も2日目も楽しかったし。
今回の旅行は中身がすごく詰まった楽しい旅行でした。
ブロッサムのオーナーもカーサクラシカの店長も明石のご主人もみんながんばって自分の夢を実現して、それをもっと良くしようと続けているんです。
旅の途中で出会った人そんな人達にもいっぱい元気を分けてもらいました。
また疲れた時には元気をもらいに遊びに行こうと思います。

久しぶりの東京 カーサ・クラシカ

2010年03月30日 20時56分09秒 | アート・音楽
いよいよ、今回の旅行の最大の目的である「カーサクラシカ」に行きました。
カーサクラシカは基本的にはクラシック専門のライブハウスなのですが、今日はケーナ(岩川光さん)とクラシックギター(池田宏里さん)の共演です。

お店は赤坂の繁華街のビルの地下にあります。
目立たないお店なのでちょっと探してしまいました(笑)
お店はこじんまりとしたカフェスタイル。
20人くらい入れる薄暗い店内にはお客様が二人いました。

でもちょっと雰囲気が違うので尋ねてみると今日演奏するおふたりでした。
金沢から来たことを伝えると喜んでくださいました。
演奏まで20分ほど時間があったのでビールを飲みながら待ってました。
他のお客様も次々とやってきた頃に演奏がスタート。



二人ともかっこいいです。
木製のケーナの音はソプラノの尺八みたいな感じ。
岩川さん、二本のケーナを使い分けて演奏しています。
池田さんは珍しい8弦ギターの奏者で、その演奏はラテンっぽいんです。
今日は曲がラテン系なのかな?
普段はどんな演奏なのかな?

演奏中も飲食できるので食事を楽しみながら聴くことができました。
いやあ、幸せです~
やはりビールやワインを飲みながら生演奏を聴くって本当にいいですね。
僕の理想です。



ステージは20分の休憩がありましたが、岩川さん、ビール飲んでるし。
しかも美味しそうに(笑)
(ビールで?)勢いのついた後半のステージもよかったなあ。

演奏が終わってから池田さんや岩川さんともお話できたし、一緒に聴いていたお客様ともお話できたし、マスターともお話できてすっごく楽しく幸せでした。
最後にみんなで写真を撮って、この日はみなさんより先に店を出ました。
きっとその後もみなさんワイワイと楽しく過ごしていたことでしょう。



本当にいろいろとマスターにはお世話になりました。ありがとうございます。
また東京に行くことがあれば、コンサート情報を調べて行きたいと思います。

東京二日目もなんとか終了。
この時すでに疲れがピークに(笑)
この後はホテルで爆睡でした。

久しぶりの東京 秋葉原

2010年03月30日 20時35分57秒 | アート・音楽
土曜日の昼はdancyuの日本酒パーティーに参加したかったのですが、残念ながら抽選にハズレてしまい時間が空いてしまいました。
そこで久しぶりに秋葉原に行くことにしました。
何年ぶりかな?
2年前に山手線で秋葉原を通過する時に街の様子が少し見えたのですが、その時すでに変わったなあって思っていました。
が、歩いてみると本当に変わっていました。

地下鉄日比谷線の出入口から地上に出ると目の前にヨドバシカメラのビルがドーンとあります。
何これ?ここはどこ?って本気で思いました。
総武線沿いに歩いていくとやっと見覚えのある光景が。。。ガード下のパーツ街は昔と同じくディープな世界でした(笑)


今回の目的はスピーカーの試聴です。
で選んだお店はダイナミックオーディオ5555です。
何年か前にタモリさんの番組でタモリさんがその店で試聴していた事があり、ちょっと興味があったんです。
そのビルは7階まであって、上階に行くほど高価なオーディオが置いてあるみたい。
ブルース・リーの映画「死亡遊戯」を思い出しました(笑)

まずは1階のヘッドホン専門フロア。
本来の目的のスピーカー試聴とは違いますが、息子がヘッドホンを欲しいと言っていたのでちょっと試聴してみようと思いました。
いろんなメーカーのヘッドホンがあったんですが、無難なオーディオテクニカとDENONを試聴。
DENONは音が自然過ぎて、個人的にはテクニカが好きですね。
と、まずは軽くヘッドホンで肩慣らし(笑)

次に2階に行きました。
ここはミドルレンジの価格帯のフロアのようです。
スピーカーの話をしていたのですが、こちらはどんなスピーカーがいいかなんてわからないので漠然と質問しているとお店の人は
「まず予算が決まらないとどうしようもないですね~」とのこと。
こちらは音や音楽性について知りたかったのですが、なんだか商売っぽい会話。
あちらも商売だからそれが普通なのかも知れませんが、こちらはまったく楽しくない。
(失礼ですが)個人的に合わないタイプの方でしたので早々に次のフロアに移動しました。

3階はJBLがメインのようです。
S9900や4338が置いてあったので、S9900を試聴させて頂きました。
持参したCDを聴きましたが、やはりいい音ですね~
高音部分が固い感じがしましたが全体的には好きな音です。元気もあるし。
しかもスピーカーのキャビネットの木目がかっこいい。これは家具調ですね~

しばらく聴いていると試聴を予約していたお客様がいらしたので交代しました。
その方はちょうど4338を聴きにこられたようなので、一緒に聴いてみました。
S9900よりは柔らかい感じで、低温がドーンとよく出ます。
高い音もほとんど変わらない感じ。
価格はS9900の半額ですからすごくお得なスピーカーと言えます。
中古のS9800が半額で売られていたのでちょっとグラッときましたが、それでも100万を越えてしまうので無理です~

もうこの階で十分だったのですが、ちょっとがんばって4階にも行きました。
4階はおしゃれな雰囲気のフロアです。
小型スピーカーが多いのですが、よーく見ると価格は大型に負けません、さすが。(笑)
奥に試聴用の部屋があったので試聴させていただきました。
スピーカーはWilsonのSashaです。
曲はなぜか「紅の豚」のエンディングテーマ(歌は加藤登紀子さん)。
でも曲が始まると「やられた」って感じでした。
この組み合わせはすっごくいいです。ボーカルの艶がハンパではない。
このスピーカーからの引き込まれるような音は僕の人生では初体験でした。
スピーカーの音質自体はおとなしいのですが、すごく魅力的でした。

後で知ったのですが、視聴したオーディオの価格はセットで1000万くらい。
ちょっと世界が違いますね(笑)
まだ5、6、7階とありましたが、僕には4階でも十分過ぎました。
今回は4階で終了です。
この上に行くことは無いかも(笑)

ちなみに、帰ってから自宅で試聴に使ったCDを聴いてみました。
柔らかくて聴きやすいなあ~
というか音の情報量の違いに愕然。。。
ああ、こんなに違うんだ。
試聴しなければよかったかも。
そうしたら何も知らずにいい音だなあって思っていられたのに~
ま、しばらくしたらこの音にも慣れちゃうんでしょうね(笑)

なかなかハードな体験に心身ともにぐったり。
この後ヨドバシカメラでカメラバッグを探してさらにぐったり。
喫茶ルノワールでコーヒーを飲んで休憩せずにはいられませんでした。
すごく眠くなったんですが、この後に今回のメインイベントのライブハウスでのコンサートがあるのでがんばらないと。

でも疲れたのでまたまたつづく。。。