初めてその名前を聞いたときには「栗ショコラ?」に聞こえたという、美味しそうな石です。
調べてみると Chrysocolla は珪孔雀石とも呼ばれる水色の石です。
産地はアリゾナ。
クリソコラ(珪孔雀石)は孔雀石と共存することが多くて、珪孔雀石の名前がついたそうです。
クリソコラだけではもろいため、石英などと一緒になってる塊として産出されるみたい。
上の写真の水色の部分がクリソコラ、緑の部分が孔雀石、表面の白い部分は石英(水晶)です。
緑の孔雀石がヒダのようになってるこの形はまるで小腸の絨毛のようでおもしろい。
「このヒダで悪いことを吸いとってくれないかなあ。」なんて期待してしまいます(笑)
この塊は下の写真のように、ほとんどが孔雀石なんです。
孔雀石もよーく見るとガラス質で、緑色にキラキラしているんですよ。
追記
一枚目の写真をちょっと拡大し、色を調整しました。
こちらのほうが実際の色に近いと思います。
本当にきれいな水色なんですよ。