民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

今も昔も変わって・・・・・・・

2012-03-07 20:14:26 | Weblog
昨夜雪崩が有ったので仕事に出かけた長峰さんと伊藤さんは1時間余りで帰って来た。

「如何したの、道は除雪がなって居ないの」「除雪はしているんだが雪崩だね」「そうなの」

二人が部屋に行ったが落ち着かない様子・・・・「ちょっと買い物に行ってきます」と言い残し

長峰さんが街へ出て行ったが中々帰ってこない「やっと帰って来た」とお父さんと話していたら

「此れから役所に行ってきます、弁当を持っていきます」と弁当を持って出かけた。

雪は大きな粒で朝から止まずに降り続けている。

岩鶴さんは今日は移動日だ、9:30にお父さんは道の駅まで送って行った。

喜んでまた来たいと言って民宿を後にした~~~~

夕食はメンメの粗で野菜たっぷりの団子汁・・・・天婦羅を揚げて鱒の生姜したてもあんかけ

野菜サラダなど野菜たっぷりの夕食にする。

とても体が温まる。

明日から今週一杯道路が通行止めに成り、会社に戻る事に成る。

丁度良い体を休める事が出来るが明日から毎日会議尽くめである。


昔の助宗漁の写真はとても貴重、鱗がお金と言われた時代ですね、その頃は羅臼の賑わい東京にも無いと言われた寝ない街だった一晩中網外しに忙しく~~~~

最盛期と今の漁風景


本日は、7時半からテレビ局のチャーターと9時便、それから13時便と3便出航となりました。
チャーターではワシの撮影…ではなくスケソウダラ漁船の漁労風景を撮影。
スケソウダラ漁もまもなく終盤!

長谷川船長が二十歳くらいの時、網の目全てがふさがらうくらいに大量にスケソウダラが
網にかかったそうです。
羅臼港では、1日に3000トンもあがった日もあり、この漁船に1度で積みきれないほどの
スケソウダラがとれたそうです。
こちらは、元・熊の穴(食堂)のご主人だった木ノ本さんが撮影したものです。



大漁のスケソウダラ、そしてたくさんのバイトさんたち。
今では考えられない光景がありました。今から約30年ほど前の写真だそうです。


スケソ最盛期「アルバイトのお母さん達(時給2000円)」

本日、撮影に協力して頂いたのは“若竹丸”と“孝丸”
雪の中、漁師さんたちが力強く網をまいているカッコいい姿が見られました^^



昨日から湿った重い雪が沢山積もりました、雪かきも大変です…
9時便もずーっと雪が降り、こんな感じ(汗)




木々から船の出航を観察しているワシたちは、雪で視界が悪い為
流氷上の集まりが悪かったです。
最初のワシの数は約20羽でしたが、少しずつ増えて、約70羽集まりました。




目の前でオオワシが水につかってしまいました(汗)!!
じーっと動かずに浮いており、流れながらクルクル回っている姿が可愛いなぁと
観察しているといきなり…



バサバサ!!っと勢いよく羽ばたき飛んでいきました。
凄い力です、このように一気に飛んでいく姿はあまり見られませんね。



13時から1時間の便は、どんどん岸に近いところに流氷が流れてきたので
1時間でも十分にワシや流氷を見ることが出来ました。



海鳥は、カワアイサやウミガラス類、ケイマフリ、スズガモやシノリガモなど見られました。
1時間の便では、浮いているゴマフアザラシを3頭見つけることも^^
ずっと降っていた雪も3便目だけ止んで、ラッキーでしたね。