カサブランカ

伊豆七島原産のユリには「サクユリ」があります。
世界最大と言われています。

そのサクユリを含め、日本のヤマユリ、タモトユリ、サクラユリ、
カノコユリ、ササユリ等を改良してできたのが「カサブランカ」
だそうです。
江戸時代に医学者シーボルトが日本からユリを持ち帰り、以降、
様々な交配が行われ、できあがったとのことです。

ユリは球根からなり、球根は食用や薬用としても利用されています。



当みらい園では埋葬地で栽培されたカサブランカが発芽しました。
白のカサブランカの特大球です。
今年は球根名を5個、植えましたがこれはその1つで、
分球した様子です。
球根は古くなるとこうして(↓)自然と分裂するそうです。



ちなみにカサブランカとはスペイン語で、
Casa(家)、Blanca(白い)、白い家を意味します。

素敵な響きですね。

こちら(↓)は3月末に撮影した、やはりユリの発芽です。
ヤマユリかサクユリか、どちらかだと思います。







 五味田 雅彦 「私が千の風みらい園をお守りしています」。
 樹木葬専用ガーデン墓地千の風みらい園の現地管理者。僧侶。
 メールマガジン「墓石を使わない質素な「樹木葬」を知る」もやってます。
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