蝶野正洋は、どこまでも用意周到な男である。
先日行われたほっこりプロレスの興行に
同団体所属レスラーである
Mr.しもとのシングルマッチが決定している
黒のカリスマ、蝶野が姿を現し
Mr.しもの試合を実況席で観戦した。
観客の誰もが目を疑った。
ほっこりプロレスという
オンラインプロレス界のインディー団体に
あの蝶野正洋が降臨。
突然の蝶・・・もとい超大物レスラーの登場に
観客のボルテージは一気にヒートアップ。
スタンディングオベーションで歓迎した。
ゲスト解説として
Mr.しもの試合を解説した蝶野。
冷静かつ的確に試合を解説しながらも
Mr.しもの一挙手一投足まで目を離さずに観察。
蝶野の頭の中では
既にMr.しもは丸裸に分析されているに違いない。
この鋭い視線に気づいたMr.しももまた
実況席の蝶野を強く意識。
ロープ際の攻防中、その視線は
対戦相手の須王ではなく
蝶野のもとへ向けられていた。
たとえ相手がMr.しものような小物であっても
磐石の態勢で挑む蝶野。
備えあれば憂いなし―。
蝶野正洋に隙はない。
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
実際、蝶野がこのような状況下で
わざわざ敵地まで出向いて
対戦相手の分析を行うかどうかはさておき
私がこの煽りで表現したかったのは
蝶野のしたたかさと隙のなさです。
前のニュースで
「この試合は心理戦になる」と煽りましたが
さっそく蝶野らしい「仕掛け」を打ってきたと
考えてもらえればと。
敵情視察といえば、ノアファンの私は
新日本のレスラーがノアに参戦するとき
必ずと言っていいほど視察に来てくれていたので
「新日本のレスラーは律儀だなぁ」
なんて感じていました(笑)
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