ソースは、東スポWeb。
ノアの
GHCヘビー級王者
清宮海斗(22)が26日、
都内で元タカラジェンヌと
“バレリーナ特訓”を
敢行した。
宝塚歌劇団出身で、
現在は独自の
矯正ストレッチ
「mica(マイカ)メソッド」
を指導する
神津見佳氏(36)と
肉体改造に
取り組んだもの。
その効果は絶大で、
最高のコンディションで
「グローバルタッグリーグ戦」
(4月6日、大阪で開幕)
に出陣する。
「えっ何だ、これ!
すごい。
体がこんなに柔らかく
動くようになりましたよ!」。
約2時間、休憩なしで
特訓を終えた清宮は、
少年のような
笑みを浮かべた。
指先が床に触れる
程度だった前屈姿勢は、
手のひらが
ペタリとついた上、
首が両脚の間まで届く。
何より古傷だった股関節は、
ほぼ360度
回転できるまで
可動域が広がった。
骨盤、股関節、
肩鎖関節、体幹…
各部のバランスと
ポジショニングを
正確なものに戻す。
一見、地味に
見えるストレッチに、
王者は体勢が変わるたび
「痛い!」と悲鳴を上げた。
体が大きいため、
女性スタッフが
補助に当たる場面もあった。
それでも
30分を経過した時点から、
明らかに体の動きに
変化が生じてきた。
汗を流す清宮は
やがて無口になり、
表情には確信に満ちた
力強さが宿る。
重かったヒザは
軽々と腰上まで上がり、
開脚運動ではほぼ床に
上体がつくまでになった。
最後は3歳から
クラシックバレエを
学んだ神津氏と
バレリーナの
ポーズまで決めて
特訓は終了した。
宝塚時代は
「姿央(しおう)みやび」
の名前で活躍。
2006年の退団後から
資格を取って
指導者となった神津氏は
「骨盤や股関節を
本来あるべ
き位置に戻すことで、
パフォーマンスは
向上します。
身体能力と、
のみ込みの早さは
さすがと思いました」
と王者の身体能力に
太鼓判を押した。
さらに
「筋肉は30分で
元に戻るので、
ストレッチは試合の
30分前に
やったほうがいい」
との新鮮な
アドバイスも送った。
清宮は
「全然動かなかった
股関節がこんなに
劇的に変化するとは…。
ドロップキックだけでも、
しなやかに美しく
伸びのあるものに
変わりそう。
僕は美意識に満ちた
プロレスを
目指しているので。
これからストレッチは
試合30分前にします」
と笑顔で応じた。
10日に
丸藤正道(39)を撃破して
V3を達成。
タッグリーグ戦は
元王者の拳王(34)との
コンビで臨む。
「バレリーナキックとか
開発できるかも(笑い)。
大きな収穫になりました」。
若き王者の
強靱な肉体は
華やかに躍動する。
ちょ・・・、
永田さんかっ!!
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