一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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住宅の地鎮祭について(2)

2006年11月05日 12時27分30秒 | 建築家の日記
皆さんこんにちは、午前の打ち合わせが終わりました。

地鎮祭の話が出ましたので、再度、前回の地鎮祭についてコメントに追加いたしましょう。

まず、神主さんへのお玉串は、地鎮祭が始まる前にお渡しした方が良いです。祭壇に奉納して頂けます。

地鎮祭の間ですが、神主さんが祭壇に向かって何か声を発しているときは、頭を軽く下げておいて、声が止まったら、頭を上げて大丈夫です。祝詞をあげているときとか、神様をお呼びしているときなどです。

途中、神主さんが祭壇に向かって何度も礼をしますが、皆さんはそのままで礼をする必要はありません。

その他、玉串の捧げ方や鍬入れは、その場で教えてもらいますので、間違っても構いません。真心を混めておけば良いでしょう。


出席した業者さんへいくらか渡すかどうかですが、渡しておいた方が良いでしょう。お酒をもって来てくれますし、砂や竹の用意などが必要な場合があります。

金額は砂や竹を用意してくれたら1万円程度、神主さんがすべてやってくれて、お酒だけをもってきてくれる場合は5千円程度で良いでしょう。気持ちの問題ですから、3千円でも構いませんが、少しでも渡しておいた方が良いでしょう。

中には、業者に2万円とか3万円程度と教えている場合もありますが、そんな金額は必要はないと思います。

依頼する神社ですが、地元の氏神さんが一番です。もし、こだわらず交流がないから頼みにくいとか、送り迎えが必要、海の幸、山の幸などの用意が必要、砂や竹の用意など無理があるようでしたら、すべて手配して頂ける神社があります。

私が依頼を受けるといつもお願いをする神社は、東京都杉並区阿佐ヶ谷南にある猿田彦神社といって、古事記にも出てくる有名な神様です。本宮は伊勢神宮の内宮のそばにあります。地鎮祭などには最適なこともあり、何から何まですべて用意してくれるだけでなく、非常に丁寧に教えて頂けますし、地鎮祭もしっかりやって頂けます。地元に神社に頼んだときに、あまりに簡単すぎるくらい簡単に終わって拍子抜けすることが何度かありましたが、ここは普通は大丈夫です。


お玉串も他と比べても安くて大丈夫ですから、神奈川県や東京都なら3万8千円
(平成20年現在)で何も準備は必要なく、すべてお願いできるので特にお薦めの神社です。



ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/




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