一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

オール電化とソーラーシステム

2006年11月11日 09時08分42秒 | 住宅ノウハウ・実例
おはようございます。

おとといは、六本木ヒルズにセミナーを受けに行って来ました。このビルには、まだ2度目でいずれも車で行きましたが、渋谷方面からの車の入り口がわかりにくく、ビルに入ってからも2回聞いてようやくオフィス受付にたどりつきました。そこからようやく、警備員のチェックを受けてエレベーターに乗れるのですから、結構大変。

昨日はそのあおりで、単発の問い合わせや役所のボランティアもかち合って、朝の6時15分と7時30分は私の現場、9時に市からの要請での立会いとアドバイス、その後2軒、私の現場打ち合わせと確認、午後1時から単発の建物調査でした。実は本日、高校の記念行事に午前中のはずせない打ち合わせの後、飛んでいく予定でしたが、昨日9軒をこなせず7軒で終わってしまったので、断念です。



さて、オール電化やソーラーの相談が来ましたので、簡単にコメントしておきす。ミタス一級建築士事務所でのオール電化依頼状態はまだ2~3割です。興味をお持ちの方は、あれだけ宣伝しているので多いです。

ですが、給湯タンクがまだ意外に大きくて敷地にスペースがないと置けない。IHのご希望は多いですね。半分くらいかな。IHはメーカーも力を入れているので、これからはご希望は増えていくでしょうが、IHは、料理にこだわる方には、好き嫌いもあるようです。ガスコンロにする場合、心配ならば200Vの専用配線だけしておいてもらえば、後からでも比較的簡単にできます。

IHの電磁波の問題は、様々な意見や是非の情報が入ってきますし、実際のところは建築士は医師ではないため、机上の空論の知ったかぶりの主観的な判断のコメントは、控えたほうが良いでしょう。


自家発電というかソーラーシステムは、まだまだ進歩中です。今なら償却するのに計算上では15年、2~3年前は20年くらいだったでしょう。(あくまでメーカー、販売店側の机上の計算ですから実際はわかりません。)


一番の問題は、もし買取をあてにしていたならば、将来電力買取価格が安くなる可能性や、いずれ買ってくれなくなる可能性はないのか?ということです。多くの人が付けてしまえば電力会社は買えなくなりますね。しかも、災害時はもちろん通常時も自分で使えるのは、最大1.5kwです。

オール電化はともかく、ソーラーシステムは後になれば、まだ設備も安くなるようなので、どちらが良いのでしょうね…。




神奈川県横浜市 ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/



コメント
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