一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

住宅の勉強会 ~ 契約の注意点

2006年11月18日 17時36分31秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
こんばんは、清水です。

本日は、朝からバタバタで遅くなってしまいました。

朝一番と昼一番、午後3時と夕方の4回が現場で打ちあわせ、その合間をぬって午前中は、今年最後の住宅勉強会でした。


住宅関係の契約書は、土地の購入、新築建売、建築条件付、中古住宅などの不動産業者か一般素人との契約、注文住宅などの工事業者との請負契約、設計事務所などとの契約などがありますが、それぞれに違いがあり注意点もあります。

さらには、専門家と思われている弁護士や大学の法律家の教授でもわかっていない建築独自の問題点などを含んでいます。

そういった注意事項や回避方法を実際の契約書をお見せしながらお話したのですが、90分ではやや不足でした。外部に依頼されるセミナーでは、時間通りピタリと終わるのですが、勉強会はついつい、5分やそこらオーバーし、質問を受けますのでそこからさらにもう10分ほどオーバーしてしまいます。

本日私が述べたことはどこにも書いていない内容が多いですし、様々なトラブル相談からの経験と実践と闘い、そして勉強から身に付けた独自のアドバイス内容です。契約に一筆入れておいてもらったお陰で、実際のトラブル時の適用で、すんなり数百万円のプラスになった方も過去にはいました。それに対しての報酬はもらっていませんので、弁護士さんの領域を侵しているわけではありませんので、念のため。


私は弁護士ではありませんから法律についての具体的なアドバイスはできませんが、皆さんに知っておいて頂きたいことは、

契約書はイザというときだけに必要になるもので、そのイザというときには相手側の有利になるように書いてあるということです。しかもそれは、相手が安心なはずの大手であればあるほど細心の注意でその組織に有利なように約款は書かれています。そして皆さんの要望で契約前なら、それを改定してもらうことは、難しくないということも知っておいて下さい。





▲本日の勉強会風景 ~ 出席者の顔がわからないように小さくしましたが…




神奈川県横浜市  ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/

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