一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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住宅の床材提案・コルク

2006年11月21日 10時18分30秒 | 住宅ノウハウ・実例
おはようございます。清水です。


昨日の大理石の床ですが、床暖にももちろん、使えます。念のため申し上げますと、熱しやすく冷めにくいので、温まるまで時間が掛かります。逆に温まってしまえば、蓄熱していますので冷めにくいです。点けたり消したりが激しい場所には向きません。


無垢の床材は、まだまだ紹介できますがそれはおいておいて、コルクの床材のお話を致しましょう。

良く使われるクッションフロアーという塩ビ製品は使いたくない、といって無垢の床ではトイレには心配、タイルや石は冷たそう…という場合にも考えられます。

皆さんが想像されるような、柔らかいボロボロとしそうなワインのコルク栓とはこ異なり、床用に表面加工していますので丈夫ですし、耐水性も問題ありません。表面の加工で、一見すべりやすそうな強化ウレタン塗装でピカピカ光っている方がすべりにくく、つや消しの自然な感じの方がすべるのです。皆さん意外に思われるのですが、試してみれば納得できます。

コルクの問題点は、やはり接着剤だけで固定しますので、かなり敏感な方にはその匂いが消えるまでは気になるかもしれません。

コルクの厚さは5ミリが標準です。木の下地には、この厚みで良いのですが、マンションなどでコンクリートに直接張る場合は、かなり固い感触になりますので、下張り用の安くて柔らかいシートがありますから、それを一度張ってから仕上げ用のコルクを張ると良いでしょう。





神奈川県横浜市  ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/




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