「レ・ミゼラブル」
現在公開中
出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ
19年の服役後、仮釈放となったジャン・バルジャン。
彼は宿を借りた司教の家の銀器を盗むが、司教はバルジャンを許し、バルジャンは実も心も生まれ変わることを決意する。
8年後、彼は市長にまでなっていた。
バルジャンはファンテーヌという娼婦と知りあい、彼女の娘・コゼットを里親から取り戻すと約束をする。
しかしある刑事の出現をきっかけに、彼の過去が暴かれることとなり、彼は自分の正体を告白し、コゼットを連れて逃亡する…。
今年初めて映画館で観た作品はビクトルーユゴーの名作、日本語で「ああ、無情」と訳された「レ・ミゼラブル」のミュージカル映画です。
高校生の時に小説を読み、社会人になってからは帝劇で上演されたミュージカルを観た事があります。
その時には初めて観る舞台演出にばかり気を取られて肝心のストーリーがピンときませんでした。
しかし、今回は役者の迫真の演技と見事な演出で”成程こんなストーリーだったのか!”と改めて作品の凄さを実感させられました。
さらに次から次に披露される役者陣の説得力のある歌の数々!
怒涛のオープニングの勢いそのままに、ジャン・バルジャンの波乱の半生がアレよアレよと展開していき最後までまったく飽きることなく楽しめました。
”これぞミュージカル映画!”と云う作品に仕上がっています。
皆様も機会があれば是非ご覧ください。
オススメです。