宿泊したホテルの部屋から盗まれたCANON EOS 1D Markとズームレンズ16mm~35mm(黒い方のレンズ)。白い超望遠レンズは今回持って行かなかったので難を逃れた⬆
前回、当ブログで、ロスアンゼルスは物騒なところだと申し上げましたが,まさか、小生の身にそんなことが起こるとは夢にも思いませんでした。
今でも、まだ狐に摘まれた気持ちが続いており,まったく信じられないことが起きてしまいました。
それは、ホテルの自室に置いていた大切なカメラを盗まれてしまったのです。もちろん、鍵はかかっていました。
それも、一階で朝食をしていたほんの30~40分の間にです。
私の泊まっていたホテルは,ロスアンゼルスのダウンタウンにある「ホリデイ・イン ホテル」です。
カード式のキーをかけ、一階にある朝食レストランで食事中に盗難にあってしまったのです。
部屋に入れる鍵は、私のほかには,メイドとかホテル関係者しかもっていないはずです。
ですから,犯人は推して知るべし、なのですが、ホテル側の対応がこれまた頭に来る対応なのです。
自分たちのホテルの部屋で起きた盗難事件なのにもかかわらず、謝ることなど一切せず、いかにもこちらが狂言をしているのではないか,との態度です。
あとでツアー会社の案内をしてくれた人にこの事件を話すと,アメリカという国は、自分の非は一切認めず,他人を責めることをする国だ、ということです。
だから,アメリカで生活すには、「人を見たら泥棒と思え」,という精神で生活する必要がある,とのことです。
後日、日本人村の寿司屋に食べに行ったときも、20年以上アメリカで生活しているというイタサンも同様なことを言っておりました。
アメリカというところはとんでもないところです。
警察にも被害届を出しに行きましたが,無くなったカメラは戻ることは期待できません。
この手の犯人グループは、ルートがあって、ブツの処理は非常に早いということを、相談した弁護士も言っておりました。
過去の例で,パソコンが盗まれた事件では、2日後には、ベトナムで見つかったそうです。パソコンは追跡できるようになっているようですが,残念ながら、小生のカメラにはそのような装置は着いておりませんでした。
盗難にあった日以降の写真(グランドキャニオン、ラスベガス)は、バカチョンカメラで撮るしかなく、とても、満足のいく写真とはなっておりません。
高価なカメラで,愛着のあったものだっただけに、何とも後味の悪いロスアンゼルス旅行になってしまいました。
みなさんも、ロスアンゼルスのダウンタウンにあるホリデイ・インに、もし,お泊まりになることがあったなら,自分の部屋に大事なものを置かないよう気を付けてください。また,人目につくような大事なもの(今回のカメラのように)を持って,フロントの前やロビー等を歩かないことです。犯人は身近にいて(ホテル従業員、その仲間など)、絶えず、監視されている,と思った方がいいようです。特に,日本人と分かることは避けた方がよいでしょう。