6歳の心を持つ父と、6歳の娘

大寒ですが、昼間は南風が吹きそう、島岡美延です。
父と娘の関係を描いた映画は様々な名作を生んでいます。
韓国で4人に1人が観た大ヒット、映画『7番房の奇跡（25日公開）』をご紹介します。
娘の入学式を夢見ていたヨング（リュ・スンリョン）の知的年齢は6歳。しっかり者の6歳イェスンと2人で仲良く暮らしていた。
ある日、ヨングは殺人の容疑で逮捕、収監されてしまう。
そこでも生真面目なヨングは、自分の居場所、7番房の房長の命を助ける。
ヨングの娘への強い想いを叶えてやりたいと、7番房の仲間たちはイェスンを刑務所に潜入させる大作戦を決行！
しかし、幸せな時間はそう長く続くわけもなく・・・。
無実のはずのヨングは、裁判の最終弁論でなぜか罪を認めてしまう。
大人になったイェスン（パク・シネ）は弁護士になり、父の無実を証明するために奔走。
父ヨングが本当に守りたかったものとは・・・！
6歳のイェスンの天才子役ぶりに釘付け。
ユーモアと涙の配分も見事な脚本、役者たちの演技に拍手。