国土交通省がJRローカル線のあり方を提言、島岡美延です。1日平均1000人未満の路線が見直し対象になりそう。ただ、乗客数だけで測れないのがローカル線の魅力。
2011年7月豪雨災害でJR只見線の3つの鉄橋が流出しました。映画『霧幻鉄道~只見線を300日撮る男(29日公開)』をご紹介します。昨日のラジオに安孫子亘監督が登場。東日本大震災の年に起きた福島のもう一つの災害。今年10月の全線運転再開へ、ローカル線奇跡の復活の記録。
只見線だけ撮り続ける郷土写真家・星賢孝。国やJRとの協議など、全線復旧に向けて動いた中心人物。只見線や奥会津の写真をSNSで世界に発信。海外からの観光客に撮影指導し、廃村で消滅した「渡し船」を50年ぶりに復活させて、霧の立ち込める幻想的な秘境スポットとして認知させる。
そこに襲ったコロナ禍。只見線の復旧と共に観光業復活を信じる人々。乗るのか、撮るのか、悩みそう。この秋の奥会津の絶景を只見線から眺める人、増えますように。