夏休みに入り、新幹線、高速船が動かない試練に河川の氾濫、島岡美延です。今日からパリ五輪一色の報道だろうけど、見過ごせないこと、たくさん。
昨日は40年前の大作、今日も名作を今一度。映画『風が吹くとき(8月2日公開)』をご紹介します。1987年(日本公開)のイギリスのアニメーション映画。『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン監督も少年の頃、観たそう。主題歌はデヴィッド・ボウイ。今回、大島渚監督による日本語吹き替え版を公開。原作発表の1982年は東西冷戦時代。
イギリスの田舎で暮らすジム(森繫久彌)とヒルダ(加藤治子)は二度の世界大戦をくぐり抜けた夫婦。ある日、ラジオから新たな世界大戦で核爆弾が落ちてくると。政府のパンフレットに従いシェルターを作り始めるジム。そして、その時。凄まじい熱と風が吹きすさび、瓦礫の中、政府の教え通りにシェルターで生活した二人は・・・。
当時の英政府が推奨した核対策の無力さのリアル。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます