美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

品川区に環境学習のための施設

2022年06月20日 07時26分23秒 | 日記、その他

湿度が90%近く、暑くなる月曜日、島岡美延です。フランス旅行中の知人からは37℃って!

6月は環境月間、先月開館した品川区立環境学習交流施設『エコルとごし』へ。自然豊かな戸越公園内、親子連れで大賑わい。

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)=建物で使うエネルギー収支ゼロを目指す建物、ご存知ですか。いきなりゼロには出来なくても、ここは都内公共施設初のNearlyZEB認証。年間エネルギー消費量91%削減が見込まれるとか。

ソーラーパネルで発電し、5月のトイレの水は浄化した雨水で100%対応。1階の交流ラウンジは、年間18℃程度の地下100㍍に達するパイプで空気を循環。

大人にも楽しい気づきの仕組み満載。フード・マイレージを考えたり、今の風景が消える近未来の可視化。「1秒で失われている森林」を伝え、「1秒でできる行動」を考えさせる。例えば手にしたエアコンのリモコンで、温室効果ガス排出削減を。一人一人に行動を促す貴重な施設です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホン・サンス監督2作同時公開

2022年06月19日 07時18分49秒 | 姿勢&見た目

エアコン工事が無事終了、島岡美延です。長年、使っていたので暑くなる前に買い替え出来てひと安心。メーカー、機種によっては納品が7月や8月になるらしく、品不足を実感。

日本映画界を変えようと立ち上がった監督たちを応援したい。韓国映画界にこれ以上、遅れをとらないためにも。ベルリン国際映画祭で3年連続銀熊賞受賞の快挙、名匠ホン・サンス監督の長編25作目、26作目を同時公開。脚本・撮影・編集・音楽も手がける才能をお楽しみ下さい。

映画『イントロダクション』は、将来も不透明、未熟で純真な青年ヨンホ(シン・ソクホ)の物語。韓国とベルリンを舞台に、折り合いの悪い父、夢を追って海外へ行った恋人、息子の進路が気がかりな母。モノクロームで描く〈三つの再会と抱擁〉。

映画『あなたの顔の前に』は、長いアメリカ暮らしから、妹を訪ねて韓国に帰国した元女優サンオク(イ・ヘヨン)の物語。家族を捨て去った過去と向き合いながら、心の拠り所を見出していく一日の出来事を描きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間の食事は、平和の宣言

2022年06月18日 07時25分02秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

国の責任認めず、の最高裁判決に東京電力は何を思うのか、島岡美延です。まもなく参院選です。国は想定外だった、電力会社の責任で、というこの国の未来が心配。

先延ばしが得意なのか、少子化も数十年。先日公表された政府の2022年版「少子化社会対策白書」によると、コロナ前に比べ、未婚者の3割が「出会いが減った」と感じており、男女とも「未婚化」がより進行していると。

山極寿一氏の『京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ』(朝日文庫)に、〈食事を共にする〉ことの大切さが書かれています。〈話しながら時間をかけて食事〉をするという、栄養補給だけなら必要のない行為をすることが、人間には不可欠。

食べ物=ケンカの種になるものをはさんで時間を共にすることは「和解を前提とした場の提供」であり、「あなたのものを奪わない」という平和宣言! 

黙食、オンライン飲みなどは、本来の「場の共有」とは違いました。食事時間を共にするコミュニケーション、取り戻していきたいもの。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミス・ワールドで実際に起きたこと

2022年06月17日 07時26分54秒 | 姿勢&見た目

蒸し暑くて真夏日になる予想、島岡美延です。朝から湿度の高さが堪える感じ。

ルッキズム=外見至上主義に何を思いますか。「見た目で品定め」だった時代に抗った女性たちの物語。映画『彼女たちの革命前夜(24日公開)』をご紹介します。1970年のロンドン、「ミス・ワールド」で実際に起きた大騒動の映画化。

学問をやり直すため大学に入ったサリー(キーラ・ナイトレイ)は、女性解放運動活動家ジョー(ジェシー・バックリー)と出会う。その団体は、女性をモノのように品定めする「ミス・ワールド」の開催阻止の計画を立てている。世界からロンドンに集まった出場者たち、白人ばかりが注目される中、カリブ海のグレナダ代表のジェニファー(ググ・バサ=ロー)は戸惑いの連続。いよいよミス・ワールド開催当日・・・。

今でこそ、「人物全体像」を表彰するという流れはありますが、50年前は驚くほど「見た目」審査。女性たちが一つずつ勝ち取ってきた歴史を感じます。さて、参院選は何を基準に選ぶ?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の浮世絵師、月岡芳年

2022年06月16日 07時09分22秒 | 日記、その他

昨日より10度くらい気温が上がる予報、島岡美延です。梅雨寒からムシムシする夏日へ、マスクを外して熱中症対策も。

今年になって大きな博物館、美術館での鑑賞が増えていますが、久しぶりに川崎浮世絵ギャラリーへ。大きくはない空間でも毎回企画されるコレクションは見事。現在『月岡芳年 新形三十六怪撰』(~8月21日)を開催中で前・後期で一挙公開。芳年が最晩年に手がけた傑作で、伝説や故事に登場する様々な怪奇を題材とした揃物。その他、月にちなんだ物語を描く「月百姿」などファンタジック。

幕末から明治に活躍し、〈最後の浮世絵師〉とも〈劇画の先駆者〉ともいわれます。大胆な構図で一瞬の静止画、のような作風を得意にしていて、例えば、牛若丸の飛んだ姿など、スポーツ漫画みたい。

最近、『妖怪シェアハウス』なども流行っているし、芳年の「皿やしきのお菊の霊」とか、あらためて、幅広い世代に人気が出そう。前期だけで82点。7月16日~の後期にも期待。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傘の下、マスクなくても

2022年06月15日 07時22分10秒 | 姿勢&見た目

雨の中、ヒスイカズラの花を見に川崎市緑化センターへ、島岡美延です。エメラルドグリーンの不思議な形の植物に見とれました。誰もいないのでマスクを外しながら。

今月の姿勢テーマ『マスクのないコミュニケーションを思い出そう』を実践していますか? マスクを外すのは「熱中症対策」と思うのか、梅雨寒もあり、ノーマスクの人は増えません。

東京都で今年1月以来、新規感染者が1000人を切った月曜日。昨日は都の重症者が初めてゼロに。それでも皆さん、マスクを手放そうとしませんね。傘を差すと人との距離も取りやすいので「外すトレーニング」と思って試してみませんか?

オンラインに慣れた大学生は、企業での「リアル面接」が復活しつつあることに不安を感じているよう。面接では互いに距離をとり「マスクを外して」行われることもあるでしょう。オンラインから対面、マスクありからマスクなし。コロナ前の当たり前だったコミュニケーションは、やはり意味があったはず。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族のために犯した罪、その人生は

2022年06月14日 07時36分09秒 | 姿勢&見た目

21歳未満の銃購入者の身元確認厳格化へ、島岡美延です。これでも銃規制への第一歩というアメリカの現実。行き交う人々、誰が銃の所有者か。

日本ではそんなこと考えずに暮らしているけど、問題だらけのこの社会。映画『鬼が笑う(17日公開)』をご紹介します。監督・三野龍一さん、脚本・三野和比古さんのMINO Bros.がラジオに登場。海外の映画祭で絶賛されたのは、袋小路の男を描く骨太な物語。

母と妹を暴力から守るため、父を殺めてしまった石川一馬(半田周平)。社会復帰を目指し、更生保護施設で生活を始めるも、社会は彼を「人殺し」と非難する。ある日、一馬は職場のスクラップ工場で外国人労働者へのいじめに巻き込まれる。果敢に止めに入った中国人・劉と交流を持つようになり、自分の望む幸せを掴もうと立ち上がるが・・・。

事件後、母と妹から疎まれる一馬。母にすり寄る新興宗教。一見優しそうな工場主(岡田義徳)のもと、繰り返される理不尽な日々。衝撃のラスト、光は見えるのか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妖怪にとって恐ろしいのは

2022年06月13日 07時22分06秒 | 姿勢&見た目

世界とは逆に北京では厳しいコロナ対策、島岡美延です。東京都で1000人台、神奈川など3桁となり、各地で割引旅行が人気。アクリル板やハンドドライヤー停止など、見直さないのかしら。

見えなくて怖がるウィルス。見えたら意外に仲良くなりたい妖怪? 映画『 妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー(17日公開)』をご紹介します。2020年夏の深夜ドラマが人気で続編ができ、その後を描く劇場版。

澪(小芝風花)は相変わらず伊和(松本まりか)たち4人の妖怪と楽しく暮らし、作家になる夢を追っている。世間ではAI恋人アプリが大流行、人間との恋なんて時代遅れ? 上司の無茶振りで天才数学者AITOを取材し、恋に落ちる澪。しかしその恋が妖怪たちを危険に晒していることを知る。一方、人間社会にもある現象が起き、未来は大きく変わろうとしていた。人間と妖怪の歴史の分岐点、澪の決断はいかに!?

傷つきたくない人間の究極の幸せとは? なかなか深いテーマ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵空事に思えない、近未来の日本

2022年06月12日 07時32分37秒 | 姿勢&見た目

Jリーグのスタジアムに歓声、島岡美延です。段階的導入ですが、やはり「声を出す」のと「鳴り物だけ」は違います。顔は見ても黙食、の学校給食の今後は?

人と言葉を交わすって大事。映画『PLAN75(17日公開)』をご紹介します。カンヌ国際映画祭で、早川千絵監督はカメラドール特別表彰されました。

近未来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度〈プラン75〉が国会で可決・施行された。様々な物議を醸したものの、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムード。夫と死別し一人暮らしのミチ(倍賞千恵子)は78歳。ホテル客室清掃の仕事を突然解雇され、プラン75の申請を検討し始める。一方、市役所の申請窓口のヒロム(磯村勇斗)、「その日」の直前までサポートするコールセンターの瑤子(河合優実)はこのシステムに疑問を抱いていく・・・。

死の準備金10万円、コロナ給付金の相談のようなコールセンター。2025年には5人に1人が75歳以上になる現実の日本は?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まもなく参院選、その前に

2022年06月11日 07時21分48秒 | 日記、その他

選挙前に「通常の政治活動」で政策を語る車、島岡美延です。22日公示と言われる参院選、有権者が投票を考える要素はすでにあるわけで、選挙ポスターが掲示される前から要チェック。

選挙は公平、有権者は自分の考えで投票すると思いたいけど、何代も続く政治家がいる地方では、企業のトップが示唆する候補者に、従業員やその家族が投票するなど当たり前に行われている?

ただ、「選挙結果が受け入れられないから暴動を起こす」とはなかなか考えにくい。この国が頼りにする米国では昨年1月6日、トランプ前大統領が演説し、群衆が議事堂に押し寄せ、襲撃した・・・。

米下院特別委員会の公聴会は全米に生中継され、「議事堂襲撃はクーデター未遂」と、トランプ前大統領の責任を追及する姿勢を明らかにしました。長女イバンカ氏はビデオ証言で、父親の非を受け入れたよう。

自分の信じたいものしか受け入れないリーダーがあふれる世界、戦争は現在進行形。「聞く耳を持つ」リーダーはどこにいる?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする