ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

子どもは育てて世の中にお返しするもの

2018-03-10 23:57:56 | 感名を受けた話
先日もちらっと書いたのですが、
菅田君のお父様が書かれた本。

私としてはファンとして押さえておきたいということで
読んだわけですが、

意外や意外(そんな言葉は失礼かもしれませんが)
これ家庭教育のバイブルでしょ!と言っても言い過ぎではないほどの
参考になる本だったんです。

お父様の自叙伝でもあるのですが、
家庭的にも金銭的にも恵まれなかった環境をバネにして、
就職先で全国でトップセールスマンになったり、
独立してある教材の販売額が世界一になったり、
なかなかの凄腕で、その営業手腕も読む価値ありです。

家庭教育の話に戻りますが、
ほんの一部ですが、紹介したいなと思います。

ある日、福〇雅治さんのライブにご夫婦でいく予定が
お父様の都合がつかなくなり、菅田君が代わりにお母様と行くことになったっそうな。

帰ってきてから感想を聞くと

「福山さん、すごく気持ち良さそうだった」と。

普通の子どもなら「カッコよかった」とか「感動した」とか
ステージを観てどう思ったかを話すと思うけど、

菅田君は、福山さん目線でライブを見渡していたことで、
この子は、将来はステージに立つ仕事に就くのではないかと頭を過ったそうです。

それからは生の演劇や映画によく連れていったそうです。
子どもの成長のためと自宅に大きな液晶テレビも買ったとか。

芝居や映画を観たあとに家族で感想を言い合うのが恒例だったそうです。

ちょっとした子どもの言葉を見逃さない。
子どもの能力を信じての行動力。

それがあってこそ、子どもの才能を最大限引き出すことができるんだなと思いました。

それも決して無理強いではなくね



男3人兄弟の真ん中の子ですが、小学生の頃、喘息が悪化してしまい、よく学校を休む時期があったそうです。

その時、担任に「お母さんの感情を見直すように」と言われたそうです。

長男は最初の子なので、よくみていた、3番目はまだ赤ちゃんだからこちらもよく見る。
2番目は空気を読んでなんでもやってしまう。長男(菅田くん)が遊んでくれたり、勉強を見てくれたりもするから、母親との接点が他の兄弟より少ないことに気づいたそうです。

その時、懇談会で「子どもの良い所を言ってください」と言われ、
皆がそれぞれ我が子の長所を言っているのに、自分はひとつも言えなかったそうです。

次男のいいところがひとつも見えない時。
一番、喘息が酷い時だったそうです。

それから、スキンシップを心がけようとしたのですが、肩を触れるだけで逃げ出すんだそうです。
子どもの時は平気だったのに。

次男だけ呼んで抱っこしようとしても絶対にさせてくれないので、
兄弟皆でプロレスごっこをしている時に参戦するようにしたそうです。
一緒に転がって遊ぶように。

するとちょっとずつ喋るようになってきたそうです。

中学生になってお弁当を持っていくようになってからは、
次男だけに「お弁当をきれいに食べてくれてありがとう」とか
ひと言書いた手紙を入れたそうです。

毎日、手紙はクチャクチャになって返ってくるので、読んでくれているかどうかわからなかったけど、
それを3年間続けたそうです。

すると卒業間際に本人から聞かされたのは、

次男がその手紙を、毎日、一緒に食べている友達と皆の前で読んでいたことと。
友達は「いいお母さんだな」と凄く褒めてくれていたそうです。

それを知って号泣したそうな



子育ての基本は・・・

「赤ちゃんは自分の子どもだと思うな」
「赤ちゃんは神様からの授かりものだから、ちゃんと世の中の役に立つように育てて世の中にお返ししよう」

生まれる前に、そう学んだそうです。

自分の子どもだって思ってしまうと、鋳型に押し込んでしまったり、
自分の思うように育てようと思うが、そうではない。

・・・ということだと。


ほんと、そうですよね
嫌というほど、身に染みています

私はケン太に教えられることになりましたが、
わかってよかったです






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